« 2024年6月17日 (月) | トップページ | 2024年6月19日 (水) »
首都東京体感治安(18、19日 単位レベル)
SNS型詐欺被害額が300億円に
【治安うんちく】
SNS型の被害額が増え続けている。中でも投資詐欺はついに300億円台になってしまった。
★投資詐欺2100万円被害 暗号資産の購入持ちかけられる 北海道・室蘭の40代男性(17日)産経
★芸人で絵本作家の西野亮廣さんかたる人物「投資の勉強をご希望でしょうか」「取引すれば利益出る」(15日)読売
★千葉 松戸 77歳男性 約1億円だまし取られる SNSでうその投資話(13日)NHK
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年4月現在のSNS型投資詐欺の発生は2508件で、被害者数は2508人。被害額は334億3000万円。男性が1321人、女性が1185人、法人が2件だった。
被害者の年齢層別では、男性の最多は60代で409人。これに50代の299人、70代の246人などと続く。
女性は50代が最も多く348人で、60代の305人、70代の208人と続くなど50~70代に集中している。
被疑者が詐称した職業は投資家が866件、著名人が494件、会社員が94件などだった。
一方、SNS型ロマンス詐欺は832件発生で被害額は84億1000万円。被害者は832人で男性が多く503人。女性は329人もいる。
年齢層別では男性は60代が149人、50代が136人、40代が97人など。
女性は40代が105人、50代が80人、60代が56人などと続く。
詐称した職業は投資家が83件、会社員が68件、芸術芸能人が38件と続くが、なんと軍関係が30件もあった。
これからの時代—「欲が深い」人にとっては苦難の時代なのかも知れない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★著名人かたる投資、相談10倍に SNS「まず疑って」―国民生活センター(19日)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024061800692&g=soc#goog_rewarded
★投資詐欺で2千万円被害、群馬の61歳男性 SNSで噓の投資話 20回にわたり口座に入金(18日)産経
https://www.sankei.com/article/20240618-5NZZXJW4YFL5NOAVZSNECQRTMM/
★投資詐欺2100万円被害 暗号資産の購入持ちかけられる 北海道・室蘭の40代男性(17日)産経
★山口組組長と男女3人和解 特殊詐欺被害、東京高裁(17日)日経
★6月は「サギ阻止月間」、警官がコンビニを毎日巡回…店員「とても心強い」(17日)読売
★「任務中に大金を手に入れた」「現金入りバッグ預かって」…米軍人の女と信じ送料など270万円送金(16日)読売
★芸人で絵本作家の西野亮廣さんかたる人物「投資の勉強をご希望でしょうか」「取引すれば利益出る」(15日)読売
★三木谷・楽天会長を名乗るLINEアカウント、信じた86歳女性が2500万円の詐欺被害(14日)読売
★千葉 松戸 77歳男性 約1億円だまし取られる SNSでうその投資話(13日)NHK
★80代男性から50万円だまし取る 現金受け取る「受け子」か 詐欺の疑いで21歳男を再逮捕(13日)産経
★求人サイトで「サクラ」募集 26人逮捕の副業詐欺事件(12日)共同
★拠点ごとに異なるサイト運営 名称も複数回変更、摘発逃れか―副業サイト詐欺・警視庁(12日)時事
★NTTかたる請求に注意 22年4月以降、約6000件(12日)日経
★森永卓郎氏かたり詐取疑い、福島 現金1千万円、中国籍の男再逮捕(11日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント