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首都東京体感治安(14、15日 単位レベル)
山岳遭難が増加
【治安うんちく】
7月1日に山開きになる富士山登山―今年からは吉田ルートで通行規制が行われるほか通行料金もかかるという。日本だけでなく世界に誇る名山で、しかも世界文化遺産だけに様々な規制があっても不思議ではなかろう。
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警察庁によると、令和5年の山岳遭難の発生は3126件で、前年より111件の増加。平成26年は2293件で、以降は増減を繰り返して令和2年には2294件となったが、3年から増加に転じて5年は26年以降最多となった。
遭難者は62人増の3568人で、うち死者・行方不明者は335人。前年より8人増えてやはり26年以降最多。また無事救出者は1833人。
遭難者の目的別での最多は登山の2761人で、全体の77.4㌫を占めている。これに山菜茸採りの334人と続く。
態様別では道迷いが1204人、滑落が617人、転倒が604人など。
年齢層での最多は70~79歳の790人、60~69歳の706人、40~49歳の465人と続き、80~89歳が248人もいる。
発生のランキングは長野の302件、東京の214件、北海道の212件、神奈川の179件、山梨の145件などと続いている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★芸人で絵本作家の西野亮廣さんかたる人物「投資の勉強をご希望でしょうか」「取引すれば利益出る」(15日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240613-OYT1T50054/
★三木谷・楽天会長を名乗るLINEアカウント、信じた86歳女性が2500万円の詐欺被害(14日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240614-OYT1T50001/
★千葉 松戸 77歳男性 約1億円だまし取られる SNSでうその投資話(13日)NHK
★80代男性から50万円だまし取る 現金受け取る「受け子」か 詐欺の疑いで21歳男を再逮捕(13日)産経
★求人サイトで「サクラ」募集 26人逮捕の副業詐欺事件(12日)共同
★拠点ごとに異なるサイト運営 名称も複数回変更、摘発逃れか―副業サイト詐欺・警視庁(12日)時事
★NTTかたる請求に注意 22年4月以降、約6000件(12日)日経
★森永卓郎氏かたり詐取疑い、福島 現金1千万円、中国籍の男再逮捕(11日)共同
★「副業紹介」装い詐欺疑い、26人逮捕 被害19億円か(11日)日経
★「JPドラゴン」メンバーか 容疑者を逮捕 特殊詐欺関与の疑い(11日)NHK
★防犯カード「御守印」配付で特殊詐欺被害の注意喚起 群馬(11日)NHK
★新潟 長岡 高齢者から1000万円だまし取ったか 16歳高校生逮捕(2日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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