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首都東京体感治安(6、7日 単位レベル)
来日外国人の検挙者が増加
【治安うんちく】
来日外国人による犯罪検挙か増えている。金属の価格高騰もあってか、外国人グループなどによる金属窃盗事件が昨年から急増しているという。そればかりではない。以下は最近の検挙報道の一部だ。
★中部空港で拳銃所持疑い逮捕 中国籍男「おもちゃだと」(29日)共同
★埼玉 川口 男性刺殺事件 ベトナム国籍容疑者 殺人容疑で再逮捕(21日)NHK
★4県緊縛強盗、高崎市内で車を押収…ベトナム人容疑者2人の移動経路など調べる(16日)読売
★外国人などの金属窃盗 関東地方中心に急増 警察庁が対策強化へ(11日)NHK
★麻薬所持容疑などでベトナム国籍の男2人を逮捕 関空での発見が端緒(12日)産経
★東京 世田谷の死亡ひき逃げ事件 朝鮮籍の24歳容疑者を再逮捕(11日)NHK
★「けんかは間違いない」殺人未遂疑いでブラジル国籍の37歳男逮捕 女性巡るトラブルか 愛知(9日)産経
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年4月現在の来日外国人による刑法犯特別法犯の検挙件数は5277件で、前年同期より457件の増。検挙人員は3305人で105人の減少だった。
内訳をみると刑法犯が2996件の検挙で520件の増加。人員は1714人で25人の増。特別法犯は2281件で63件の減、人員は1591人で130人の減となっている。
検挙件数ランキングは東京の1318件、埼玉の411件、愛知の380件、千葉の347件、神奈川の342件など。
このうち刑法犯は東京の542件、埼玉の254件、愛知の197件、群馬の179件、大阪の174件など。
特別法犯は東京の776件、千葉の187件、愛知の183件、神奈川の163件、茨城の158件など。
重要犯罪重要窃盗犯の国籍別での検挙人員のランキングは、総数243人のうちベトナムの77人、中国の37人、ブラジルの18人、フィリピンの14人、韓国朝鮮の10人など。
罪種別では重要犯罪の最多は不同意わいせつの49人で、中国が最多で11人。重要窃盗犯は110人で最多は侵入盗で72人。うちベトナムが31人と最多だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★警察官名乗る人物からビデオ通話で取り調べ受け、「保釈保証金」100万円だまし取られる(6日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240604-OYT1T50055/
★警察が詐欺だと伝えたが…70歳代男性、4000万円振り込み続ける(5日)読売
★大阪府警 詐欺グループ管理とみられる約1000口座の凍結を要請(4日)NHK
★“定額減税の還付金”うその電話で300万円だまし取られる被害(4日)NHK
★ゲームアカウント巡り詐欺疑い、17歳少年逮捕 警視庁(4日)日経
★高橋洋一氏かたり投資詐欺疑い 男逮捕、被害8000万円超か(3日)共同
★紙芝居を手に現れた警官、SNS詐欺なんて関係ないと言う女性に「機械に詳しくない人こそ言われるがまま」…記憶に残すため戸別訪問(3日)読売
★新潟 長岡 高齢者から1000万円だまし取ったか 16歳高校生逮捕(2日)NHK
★SNS型投資詐欺で4060万円の被害 群馬・高崎市の男性(1日)共同
★著名人なりすましの偽ネット広告、総務省有識者会議が事前審査の強化案…広告主の本人確認義務付け(30日)読売
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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