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首都東京体感治安(4、5日 単位レベル)
街頭犯罪が増加
【治安うんちく】
現職の警察官が、都内のマンションの部屋に侵入して玄関からバッグを盗もうとしたが発見されて住人の女性が気づいて110番通報されて住居侵入などで警視庁に逮捕された。
かと思うと、なんと東京・千代田区にある靖国神社境内の石柱がスプレーで落書きされる事件など、報道の見出しになるような街頭犯罪が目につく。
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警察庁によると、令和6年4月現在の主な街頭犯罪の認知件数は6万2131件で、前年同期より2745件の増加。上記のような住居侵入や器物損壊は減少傾向にあるものの、自転車盗や自動車盗など街頭での犯罪が増加しているのが要因。
検挙件数は7046件で同87件の減少。この結果、検挙率は0.7ポイントダウンして11.3㌫しかなかった。検挙人員は2498人で190人の増加。
認知件数のランキングは大阪の9641件、東京の9449件、埼玉の5422件、愛知の4776件、神奈川の4603件など。
検挙率のランキングは山形の150㌫、和歌山の51.8㌫、鳥取の45.2㌫、栃木の33.6㌫、大分の30㌫などと続く。低かったのは茨城の5.4㌫、三重の6.1㌫、群馬の6.2㌫、東京と山梨の各6.6㌫とひと桁台が多い。
この中で、警察官のような住居進入は191件減の3143件。検挙人員も70人減の986人なのだが、現職がなんで?と悲しくなってしまう。
また、落書きなどの器物損壊も1008件も減って1万7017件。検挙人員は逆に16人増の1474人もいる。
こうした人物に警告するとすれば、「検挙にまさる防犯なし」としか言いようがないが、それにしても検挙率は低すぎる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★警察が詐欺だと伝えたが…70歳代男性、4000万円振り込み続ける(5日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240605-OYT1T50042/
★大阪府警 詐欺グループ管理とみられる約1000口座の凍結を要請(4日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240604/k10014471131000.html
★“定額減税の還付金”うその電話で300万円だまし取られる被害(4日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240604/k10014471121000.html
★ゲームアカウント巡り詐欺疑い、17歳少年逮捕 警視庁(4日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE304DR0Q4A530C2000000/
★高橋洋一氏かたり投資詐欺疑い 男逮捕、被害8000万円超か(3日)共同
★紙芝居を手に現れた警官、SNS詐欺なんて関係ないと言う女性に「機械に詳しくない人こそ言われるがまま」…記憶に残すため戸別訪問(3日)読売
★新潟 長岡 高齢者から1000万円だまし取ったか 16歳高校生逮捕(2日)NHK
★SNS型投資詐欺で4060万円の被害 群馬・高崎市の男性(1日)共同
★著名人なりすましの偽ネット広告、総務省有識者会議が事前審査の強化案…広告主の本人確認義務付け(30日)読売
★ロマンス詐欺救済巡り非弁疑い 大阪地検、弁護士ら逮捕(29日)日経
★SNS型投資詐欺で2424万円被害 群馬・太田市の女性(28日)共同
★投資詐欺で1億6千万円被害 森永卓郎さんかたるLINEアカウント通じ知り合う(27日)産経
★SNS詐欺で1億円超被害 実在の投資家かたる人物に投資勧められる、札幌市の40代女性(27日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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