👌警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（２、３日　単位レベル）
重要窃盗犯は減少
【治安うんちく】
　治安情勢に大きな影響のある重要犯罪が増加する一方で、重要窃盗犯が減少しているのがせめてもの救いだ。
　……　……　……　……
  　警察庁によると、令和６年３月現在の重要窃盗犯の認知件数は１万１６２６件で、前年同期より２５件の減少。一方、検挙件数は６３７件増えて６２７２件。よって検挙率は５．５ポイントアップして５３．９㌫なのである。
　検挙人員も３７人増の１５２５人で、うち少年は１３人増の１１８人だった。
　最も減少したのは侵入盗で１２２件減の９７５３件。中でも住宅対象は４４８件も減って３７０７件なのである。残念なのは住宅以外の侵入盗が３２６件も増えて６０４６件もあることだ。
　このほか自動車盗は８８件増の１４１９件やひったくりが１９件増の１４３件、すりが１０件増の３１１件など。
　認知件数のランキングは埼玉の９３６件、愛知の８７３件、千葉の８３７件、神奈川の７６０件、東京の７１６件などと続くが、大阪は前年より１０３件も減って５６６件だった。
　検挙率のランキングは青森の１２２．４㌫、岩手の１０９．１㌫、福井の１０３㌫、岡山の９３．３㌫、広島の９１．３㌫などとつ続き東京は７１．８㌫、大阪は３９㌫だった。
　低かったのは三重の２３．８㌫、茨城の２４．３㌫、山梨の２４．７㌫、鹿児島の２７．６㌫、徳島の２８．８㌫などとなっている。
首都東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

【悪質商法はうそつき】（警察庁標語）

（う）まい話しを信用しない
（そ）うだんする
（つ）られて返事しない
（き）っぱり、断る

★「必ず当たる馬券情報ある」…提供料として６６０万円だましとられる、指示通り買っても的中せず（２日）読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240501-OYT1T50178/

★SNS投資詐欺、標的はビジネスパーソン　資産形成誘う（２日）日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0890T0Y4A400C2000000/

★「投資詐欺」で群馬・高崎市の女性が4900万円被害　渋川市の女性は2250万円（２日）共同
★SNS投資詐欺、標的はビジネスパーソン　資産形成誘う（２日）日経
★村上世彰氏を装い投資詐欺　神戸で150万円超の被害（１日）共同
★SNS型投資詐欺が多発　被害2千件、右肩上がり（２７日）共同
★「リフォーム詐欺」被害相談急増 警視庁が防犯ステッカー配布（２６日）NHK
★介護サービス付きマンション入居費用と偽り３千万円郵送させ詐取　容疑の「取り子」役逮捕（２５日）産経
★「だまされたふり」空箱を郵送した店、問い合わせてきたので送り先訪問…部屋の男「受け取るだけの闇バイト」（２５日）読売
★特殊詐欺の被害者に聞く、だまされた理由は「パニック」「全く疑わず」…高齢者の自分に「優しく対応してくれたから」（25日）読売
★森永卓郎さんかたる投資詐欺、7億円被害　茨城70歳女性（２４日）日経
★受け子役か、詐欺容疑の32歳男を逮捕　群馬県警前橋東署（２４日）共同


突入前、実家に電話の若い巡査に涙
　あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00
大渡 美咲

あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん＝２月２２日（大渡美咲撮影）
昭和４７年２月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、１０日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん（７８）もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和４７年２月１９日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは２４時間３交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の２８日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約７時間にわたる攻防の末、警視庁第９機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。