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首都東京体感治安(30、31日 単位レベル)
重要犯罪が増加
【治安うんちく】
治安情勢を観察する際の指標となる重要犯罪が増加。特に性犯罪の増加が目立っている。
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警察庁によると、令和6年4月現在の重要犯罪の認知件数は4195件で、前年同期より999件の増加。検挙件数は728件増の3474件で検挙率は残念ながら3.1ポイントダウンの82.8㌫、、検挙人員は672人増の3031人だった。
最も増加しているのは不同意性交等で534件増の1118件。これに続くのが不同意わいせつで472件増の1910件。略取誘拐が46件増の207件、殺人は11件増の295件と続く。
ところが放火が60件も減少して228件、強盗も4件減の437件だった。
このうち不同意性交等、不同意わいせつ、略取誘拐人身売買の3罪種の認知件数がいずれも過去5年間で最多なのである。
認知件数のランキングは東京が596件、大阪が516件、埼玉が346件、愛知が274件、兵庫が272件などと続いている。この中で東京が前年より185件も増えているほか兵庫も107件、大阪も101件、埼玉も94件増えているのだ。
検挙率ランキングは長崎の127.8㌫、滋賀の119㌫、大分の111、8㌫、和歌山の109.1㌫、愛媛の108.7㌫と続く。
低かったのは岐阜の62.8㌫、岩手の64.9㌫、埼玉の69.1㌫、大阪の70.2㌫、鹿児島の70.8㌫などと続いている。なお東京は90.3㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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https://www.yomiuri.co.jp/science/20240530-OYT1T50154/
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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