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首都東京体感治安(28、29日 単位レベル)
泥棒の検挙者が増えている
【治安うんちく】
今年に入り、検挙される泥棒が増えている。刑法犯認知件数が前年同期より1万3000件も増えたのだから「当然」と言われなくも無いが、犯罪社会だけは、そんな〝法則〟なんて存在しない。あくまでもその時々の警察力だろう。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年4月現在の刑法犯の検挙人員は5万8272人で、前年同期より2896人の増加だ。1日当りにすると480人が検挙されている。
最も検挙者が多いのは窃盗犯で2万7486人で、前年同期より1200人も増えている。この中で多かったのは非侵入盗で2万3790人。注目は万引き犯―753人も増えて1万6518人なのである。
さらに風俗犯も1353人も増えて2969人。凶悪犯も435人増の1704人。大半を占めるのが不同意性交で438人増の883人と倍増しているのだ。その他刑法犯も239人増の7442人。
ところが減少したのは粗暴犯で、177人も減って1万5097人。暴行が281人も減って7984人だった。
そして残念なのは特殊詐欺などの知能犯。154人減の3574人どまりなのである。やはり要因は詐欺犯が321人も減少して2746人だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★SNS型投資詐欺で2424万円被害 群馬・太田市の女性(28日)共同
https://www.47news.jp/10982447.html
★投資詐欺で1億6千万円被害 森永卓郎さんかたるLINEアカウント通じ知り合う(27日)産経
★SNS詐欺で1億円超被害 実在の投資家かたる人物に投資勧められる、札幌市の40代女性(27日)産経
★23年の特殊詐欺被害452億円 認知件数は1万9千件、警察庁(23日)共同
★逮捕の元宝塚トップスター「大滝子」、他にも米ハリウッド渡航費名目で1千万円以上詐取か(23日)産経
★池上彰さん装い「優良株紹介する」2億3千万円詐欺被害 京都の70代女性(23日)産経
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★詐欺被害金 資金洗浄疑い 容疑者ら東南アジアの口座に移したか(22日)NHK
★投資詐欺1400万円被害、札幌 テレビ出演の投資家装う(22日)共同
★池上彰さんかたり1010万円だまし取った疑い、中国人逮捕…何者かと共謀(21日)読売
★“詐欺防止で感謝状”の大学生逮捕 詐欺事件の「受け子」か(20日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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