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首都東京体感治安(27、28日 単位レベル)
刑法犯が増加
【治安うんちく】
関東地方をはじめ四国、九州地方の全県で刑法犯の認知件数が増加している。全国的にも増えており、しかも、ほとんどの罪種で増加、過去5年間で最も多い件数となった。
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警察庁によると、令和6年4月現在の刑法犯認知件数は22万2285件で、前年同期より1万3461件の増加なのである。
罪種で最も増加したのは窃盗犯で、前年同期より7883件も増えて15万0344件。続いて知能犯が3847件増の1万8855件。風俗犯が2649件増の4917件、凶悪犯も481件増の2078件となるなど、いずれも過去5年間で最も多くなっている。
唯一、減少したのは粗暴犯で446件減の1万7864件だった。
凶悪犯増加の大きな要因は不同意性交等が534件も増えて1118件になったこと。知能犯は詐欺が3402件、風俗犯は性的姿態撮影処罰法が2175件も増えたことなどが要因だった。
認知件数のランキングは東京の2万9201件、大阪の2万4742件、愛知の1万5653件、埼玉の1万5290件、神奈川の1万3455件などと続く。
東京がなんと前年より2610件、愛知が1507件も増えているほか関東地方、四国、九州地方の全県で増加している。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★投資詐欺で1億6千万円被害 森永卓郎さんかたるLINEアカウント通じ知り合う(27日)産経
https://www.sankei.com/article/20240527-RPDWONINNJKUHJVQOKAIGVGRP4/
★SNS詐欺で1億円超被害 実在の投資家かたる人物に投資勧められる、札幌市の40代女性(27日)産経
https://www.sankei.com/article/20240527-RLE3VWQIWFLFNJHV46I3FQAGFI/
★23年の特殊詐欺被害452億円 認知件数は1万9千件、警察庁(23日)共同
★逮捕の元宝塚トップスター「大滝子」、他にも米ハリウッド渡航費名目で1千万円以上詐取か(23日)産経
★池上彰さん装い「優良株紹介する」2億3千万円詐欺被害 京都の70代女性(23日)産経
★池上彰さんかたり詐欺疑い LINEで710万円被害(22日)共同
★詐欺被害金 資金洗浄疑い 容疑者ら東南アジアの口座に移したか(22日)NHK
★投資詐欺1400万円被害、札幌 テレビ出演の投資家装う(22日)共同
★池上彰さんかたり1010万円だまし取った疑い、中国人逮捕…何者かと共謀(21日)読売
★“詐欺防止で感謝状”の大学生逮捕 詐欺事件の「受け子」か(20日)NHK
★捜査と抑止、総合対策を SNS投資詐欺で露木警察庁長官(20日)共同
★電話番号の末尾「0110」に注意、警察装う詐欺相次ぐ…番号表示技術を悪用か(20日)読売
★カード2枚を詐取され120万円引き出される 群馬・みどり市の73歳男性(19日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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