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首都東京体感治安(12、13日 単位レベル)
空き巣など侵入盗が減少
【治安うんちく】
変な事件が発生した。今月7日に大阪市西成区の集合住宅で、71歳の男性が住む部屋のドアをたたき「おっちゃん大変や」「殴られた」などと言って外に誘い出して、その隙に男が部屋に侵入して現金や財布が盗まれるという窃盗事件か発生した。警察は防犯カメラ映像などから犯人を割り出して20歳と19歳の男2人を逮捕した。警察は、こうした手口を「ピンポンダッシュ窃盗」と呼称しており、同様な事件は5月の連休中に西成区内で2,3件発生しているという。侵入盗事件の認知件数は減少しているが、検挙は増加している。
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警察庁によると、令和6年3月現在の侵入盗の認知件数は9753件で、前年同期より390件の減少。最も減少したのは空き巣で390件減の2553件。これに出店荒らしが365件減の1067件、病院荒らしが98件減の48件、金庫破りが89件減の168件などと続く。
ことろが倉庫荒らしが190件増の909件、工場荒らしが111件増の200件、さらにはそりの他侵入盗が629件も増えて2770件もあったことから大幅減少とはならなかった。
一方、検挙件数は540件増の5545件だった。増加したのはその他侵入盗が358件も増えて1232件なのに加えて、出店荒らしが190件増の829件、工場荒らしが115件増の171件などと続く。
残念なのは空き巣が123件減って1237件、事務所荒しが134件減の376件もあった。
検挙人員は62人増の1256人。空き巣が31人減って304人などだがその他侵入盗が37人増の228人や倉庫荒らしが36人増の146人になるなどもあり、全体的に増加している。
この結果、検挙率はなんと6.2ポイントもアップして56.9㌫もあった。
首首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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