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首都東京体感治安(11、12日 単位レベル)
薬物関係の検挙が増加
【治安うんちく】
覚醒剤取締法など薬物関係事犯の検挙が増加しているのに対して迷惑防止条例や軽犯罪法、青少年保護育成条例などが大幅に減少。検挙人員を含めて特別法犯が減少している。
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警察庁によると、令和6年3月現在の特別法犯の検挙件数は1万4793件で、前年同期より1058件の減少。検挙人員も1083人減って1万1919人だった。
検挙件数で最も減少したのは迷惑防止条例が1036件減の1476件。軽犯罪法が226件減の1512件、青少年保護育成条例が133件減って396件などと続いている。
これに対して覚醒剤取締法が107件増の1671件、麻薬等取締法が96件増の339件、大麻取締法が39件増の1544件、そして最も増加したのは犯罪収益移転防止法で、245件も増えて1062件だった。
一方、検挙人員はやはり迷惑防止条例が890人も減って1051人となっている。軽犯罪法も210人減の1531人、入管法も104人減の832人など。
増加したのはやはり犯罪収益移転防止法で197人増の807人だったほか、覚醒剤取締法も66人増の1122人、大麻取締法も53人増の1254人などとなっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★ネット振り込み、5倍に急増 特殊詐欺、目立つ高額化―犯罪集団に新たな手口浸透か・警視庁(12日)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024051100353&g=soc#goog_rewarded
★堀江貴文さんかたる偽広告で投資詐欺 男性 2.2億円余被害 大阪 (9日)NHK
★「三代目JSB」なりすましか ロマンス詐欺疑い、男逮捕(8日)日経
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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