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首都東京体感治安(10、11日 単位レベル)
外国人による不同意わいせつが増加
【治安うんちく】
来日外国人の検挙が増加している。中でも刑法犯の検挙人員が増えており、不同意わいせつの増加が目立っている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年3月現在の来日外国人の刑法犯特別法犯の検挙件数は3968件で、前年同期より416件の増加。検挙人員は2418人で同137人の減少。
刑法犯の検挙件数は521件増の2360件。人員は14人増の1299人。
特別法犯は1608件の検挙で105件の減少。人員も151人減の1119人だった。
刑法犯特別法犯の検挙件数ランキングは東京の872件、埼玉の319件、愛知の289件、千葉の280件、群馬の270件と続き、大阪は189件だった。埼玉がなんと前年より72件増えているほか最も増加したのは岐阜で114件も増えて168件だった。
刑法犯のランキングは東京の412件、埼玉の198件、群馬の167件、茨城と岐阜の各149件など。特別法犯のランキングは東京の460件、千葉の144件、愛知の137件、埼玉の121件、神奈川の110件など。
一方、重要犯罪重要窃盗犯の国籍別検挙人員ランキングはベトナムの64人、中国の29人、ブラジルの15人、フィリピンの14人、韓国朝鮮の7人などと続いている。
重要犯罪の罪種の検挙人員の最多は不同意わいせつで13人増の40人。重要窃盗犯は侵入盗で6人増の62人となっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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