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首都東京体感治安(6、7日 単位レベル)
放火犯が減少
【治安うんちく】
今年に入り、放火の認知件数が減少。3月現在としては過去5年間で最も少ないのである。ところが、以下は4月の報道の一部だ。
★市営住宅の自室に放火、40平方メートル焼いた疑いで無職女を逮捕・新潟県警江南署2024年04月29日 09時10分新潟日報
★言語道断の行為…消防団員、倉庫に放火未遂容疑で逮捕 熊谷市、団員を懲戒免職「市民に深くおわび」熊谷市役所=熊谷市宮町 2024年04月27日 08時20分埼玉新聞
★自宅に放火疑い 79歳男逮捕 札幌北署 2024年04月26日 07時09分北海道新聞
★奈良県大和高田市の工場全焼で経営者の息子を逮捕 放火の疑い 2024年04月18日 06時00分奈良新聞
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年3月現在の放火の認知件数は169件で、前年同期より39件の減少。検挙件数も50件減の129件だった。検挙人員は62人減の92人で、うち少年は8人減の2人。
認知件数が減っているので、抑止は功を奏しているが残念なの検挙率がなんと9.8ポイントもダウンして76.3㌫になっている。
認知件数のランキングは大阪の25件、東京に21件、埼玉の11件、北海道の10件、愛知の9件などと続く。
発生が無かったのは青森、山形、石川、福井、滋賀、和歌山、島根、徳島、佐賀、長崎、大分の11県もある。
検挙率のランキングは山梨の300㌫、高知の200㌫、福島、熊本、鹿児島の各133.3㌫、兵庫の125㌫など。
低かったのは発生があっても0㌫が富山と奈良。これに大阪の32㌫、岩手と千葉の各33.3㌫と続く。東京は前年より33.3ポイントもダウンして66.7㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★猛威振るうフィッシング詐欺 SNS上で「ツール」ばら売りか 警察当局は資金洗浄対策強化(7日)産経
https://www.sankei.com/article/20240507-BINUT3ELXBKOZDGSAJWM2KTWBM/
★もう少しで30万円分アップルギフト詐欺に コンビニ店員の機転で被害防ぐ(5日)産経
★「必ず当たる馬券情報ある」…提供料として660万円だましとられる、指示通り買っても的中せず(2日)読売
★SNS投資詐欺、標的はビジネスパーソン 資産形成誘う(2日)日経
★「投資詐欺」で群馬・高崎市の女性が4900万円被害 渋川市の女性は2250万円(2日)共同
★SNS投資詐欺、標的はビジネスパーソン 資産形成誘う(2日)日経
★村上世彰氏を装い投資詐欺 神戸で150万円超の被害(1日)共同
★SNS型投資詐欺が多発 被害2千件、右肩上がり(27日)共同
★「リフォーム詐欺」被害相談急増 警視庁が防犯ステッカー配布(26日)NHK
★介護サービス付きマンション入居費用と偽り3千万円郵送させ詐取 容疑の「取り子」役逮捕(25日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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