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首都東京体感治安(21、22日 単位レベル)
万引きの増加傾向が止まらない
【治安うんちく】
なんと、今月13日に滋賀県近江八幡市のスーパーで、74歳の女性がいなり寿司1パック(300円相当)を万引きしたとして警察に逮捕されたが、実は、「知り合いからもらっていたもの」で誤認逮捕だったことが分かり、3日に釈放されている。かと思うと、なんと勤務中の女性警察官がスーパーから大根などの食料品を万引きしたとして逮捕されたが、「知り合いからもらった」と否認したものの、事実と分かり検察は略式起訴するなど、トラブルの多い万引き犯―減少傾向にあったが昨年に続き今年も増加し続けている。
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警察庁によると、令和6年2月現在の万引き認知件数は1万5892件で、前年同期より1031件の増加。検挙件数は1万0079件で、同666件の増加。この結果、検挙率は0.1ポイントアップして63.4㌫となっている。
検挙人員は7875人で369人の増。うち少年は104人増の714人だった。
平成17年には15万件を超えていたが、18年には14万7113件と6859件も減少。28年には前年を4631件も下回る11万2702件。そして30年には10万件を割り9万9692件とものすごい幅で減少し続けていた。
さらに令和3年になると8万6237件にまで落ちたものの5年には、前年を9570件も上回る9万3168件に増加。そして6年はさらに増えているのだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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