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首都東京体感治安(19、20日 単位レベル)
昨年の救急車出動件数は過去20年間で最多
【治安うんちく】
昨年、武蔵野市境の我が家の前を通る救急車は1日に10回以上もあったのには驚いたものだつた。コロナ禍が終息に向かっていたというのに―総務省消防庁によると昨年の出動件数は極めて多かったことが分かった。
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同庁によると、令和5年の全国での救急車出動件数は763万7967件で、前年より41万件も増加している。
平成15年は483万件だったが、27年には605万件と600万件台になり、令和2年のコロナ禍が始まった年は543万件にまで減少したものの5年には過去20年間で最も多くなった。
一方、搬送人数は663万9959人で前年より22万人の増加で、やはり過去20年間で最多なのである。
出動件数のランキングは東京が92万3259件、大阪が69万0068件、愛知が41万9704件、兵庫が34万0746件、福岡が30万9420件などと続いている。
出動件数の最多は急病で517万2787件。これに一般負傷の118万5162件、交通事故の39万9593件、転院搬送の55万6367件と続き、なんと急病が67.7㌫を占めているのである。なるほど、これで納得できた。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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