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首都東京体感治安(16、17日 単位レベル)
闇金融の被害額が急増
【治安うんちく】
今年の2月、法定利息を超える違法金利で金を貸し付けていたヤミ金業者9人が沖縄県警に逮捕された。男らは匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」とみられていたもので、県警は資金の流れなど解明を急ぐ方針です。被害者の多くが県内在住とみられており、130人態勢の合同捜査本部を立ち上げ資金の流れや暴力団との繋がりなどを調べているという。実は、ヤミ金融の摘発、被害額がが多くなっている。
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警察庁によると、令和5年の生活経済事犯の検挙件数は8598件で、前年より197件の減少。しかも、過去10年間で最も少なかったという。検挙人員は9838人で410人の減少。これも過去10年間で最低。
ところがこの中で増加しているのはヤミ金融事犯。検挙件数が前年同期より44件増えて671件。過去5年間で最も多かった。検挙者は24人増の732人で、やはり5年間で最多だった。被害額は2337万7770円で前年よりなんと1783万0530円も増えている。
中でも無登録高金利の検挙件数は4件減の56件で過去10年で最も少ない。ところがヤミ金融関連事犯が48件増の615件もあった。
一方、ヤミ金融事犯に関する相談受理件数は3957件で、前年より90件の減少。年齢層別でみると20代が最多で20.9㌫もある。これに30代の18.0㌫、40代の17.9㌫と続く。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★自動音声で「捜査本部におつなぎします…」 中国・大連拠点の特殊詐欺グループの男を逮捕(16日)産経
https://www.sankei.com/article/20240416-WMMAI2Q4D5IMXL4IIAPY3445Q4/
★SNSで紹介の投資サイトで1億2千万円被害 栃木の67歳女性(15日)産経
★著名人装う投資詐欺 都内70代男性が1億4000万円の被害(15日)日経
★堀江貴文氏かたり5千万円詐欺 神戸市、50代女性被害(13日)共同
★著名人名乗る男らに投資持ちかけられ 3000万円詐取される(12日)NHK
★通訳で渡航したはずが業務は投資詐欺目的の日本語文章チェックだった…詐欺に加担の49歳被告(12日)読売
★投資名目1億円詐欺被害 滋賀71歳男性、SNSで(11日)日経
★SNS上の投資詐欺猛威 被害277億円、著名人の偽広告も(11日)日経
★SNS投資詐欺で1.7億円被害 金や石油名目、大阪の女性(10日)日経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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