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首都東京体感治安(15、16日 単位レベル)
件数が減るものの被害額が増加
【治安うんちく】
特殊詐欺の認知件数が減少しているものの、被害額が増加している。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年2月現在の特殊詐欺の認知件数は2259件で、前年同期より557件の減少。とろが被害額は62億9552万700円で1億2596万8850円の増なのだ。
中でも如実に現れているのがオレオレ詐欺で、件数は149件減の448件だが、額は1億3827万7560円も増えて19億8660万1000円。さらに還付金詐欺は101件減の568件に対して額は6424万4000円増えて7億9425万5000円だった。
預貯金詐欺は2億4285万0700円。認知件数が112件も減って267件だが、額も2億9118万7300円も減っている。
架空料金詐欺も166件減の579件で額も7億1075万7000円減の13億8710万4000円なのである。
その他ではキャッシュカード詐欺盗が12件減の225件だったが、金融商品詐欺は77件増えて99件などだった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★自動音声で「捜査本部におつなぎします…」 中国・大連拠点の特殊詐欺グループの男を逮捕(16日)産経
https://www.sankei.com/article/20240416-WMMAI2Q4D5IMXL4IIAPY3445Q4/
★SNSで紹介の投資サイトで1億2千万円被害 栃木の67歳女性(15日)産経
https://www.sankei.com/article/20240415-W6D2QNBDNFM45OZD6VDXBBZFOA/
★著名人装う投資詐欺 都内70代男性が1億4000万円の被害(15日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE1566V0V10C24A4000000/
★堀江貴文氏かたり5千万円詐欺 神戸市、50代女性被害(13日)共同
★著名人名乗る男らに投資持ちかけられ 3000万円詐取される(12日)NHK
★通訳で渡航したはずが業務は投資詐欺目的の日本語文章チェックだった…詐欺に加担の49歳被告(12日)読売
★投資名目1億円詐欺被害 滋賀71歳男性、SNSで(11日)日経
★SNS上の投資詐欺猛威 被害277億円、著名人の偽広告も(11日)日経
★SNS投資詐欺で1.7億円被害 金や石油名目、大阪の女性(10日)日経
★被害1千万超の投資詐欺相次ぐ SNSで勧誘され、「通貨商人」に現金を手渡し…(9日)産経
★非通知の着信「口座が犯罪に悪用されている」…警視庁職員名乗り偽サイトに誘導、情報抜き取る(8日)読売
★警察 特殊詐欺捜査で全国に「連合捜査班」立ち上げ 摘発強化へ(7日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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