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首都東京体感治安(11、12日 単位レベル)
人身取引事犯が増加
【治安うんちく】
納税の滞納や借金などで悩む農家の娘さんを〝飯盛女〟として強制的に連行し、旅館や遊郭で働かせる事犯が江戸時代には存在した。そんな事犯は今でも存在しているのだ。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年の人身取引の検挙件数は114件で、前年より31件も増えている。検挙人員も8人増の55人。被害者はなんと11人も増えて57人なのだ。
検挙件数は過去5年間で最も多く、しかも増加傾向にあるのだ。
被害者を国籍別でみると日本人が50人、7人がフィリピン人などと続く。
日本人被害者を年齢層別での最多は18歳未満で37人。これに20~29歳の12人、18~19歳の1人だ。
暴力や脅迫などが伴うことも多く、性的搾取や強制労働に臓器の摘出なども加わっている。
殺人や強盗、放火など犯罪はいつの世も絶えないが、人権尊厳の現在、人権無視の卑劣なこのような事犯が多くなっているとは許せない話である。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★投資名目1億円詐欺被害 滋賀71歳男性、SNSで(11日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE11AGR0R10C24A4000000/
★SNS上の投資詐欺猛威 被害277億円、著名人の偽広告も(11日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0543N0V00C24A3000000/
★SNS投資詐欺で1.7億円被害 金や石油名目、大阪の女性(10日)日経
★被害1千万超の投資詐欺相次ぐ SNSで勧誘され、「通貨商人」に現金を手渡し…(9日)産経
★非通知の着信「口座が犯罪に悪用されている」…警視庁職員名乗り偽サイトに誘導、情報抜き取る(8日)読売
★警察 特殊詐欺捜査で全国に「連合捜査班」立ち上げ 摘発強化へ(7日)NHK
★特殊詐欺の摘発率全国トップ 「予兆電話も110番」が効果 群馬県警(3日)共同
★「世界の子供たちの支援に関わりませんか」噓の投資話で3000万円だまし取られる(2日)産経
★60代無職男性、ロマンス詐欺で1・1億円だましとられる…マッチングアプリで知り合う(2日)読売
★【速報】横浜の男性、特殊詐欺で1.3億円被害(1日)共同
★特殊詐欺対策などで増員 全国警察で計2700人(28日)日経
★18歳少年が「受け子」か 群馬県警が詐欺容疑で逮捕(26日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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