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首都東京体感治安(7、8日 単位レベル)
減少続くすり犯
【治安うんちく】
最近はすり犯の報道に接する事が極めて少なくなった。検索しても何年も前の報道しかない。それだけ減少しているのだ。昭和の時代はすり犯の専門捜査官がいて、同行取材させてもらったこともあるのに―
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警察庁によると、令和6年2月現在のすり犯の認知件数は188件で、前年同期より40件の減少。1日当りにすると全国で3件になるほど少なくなっている。
検挙件数は74件で同29件の減少。この結果、検挙率は5.8ポイントダウンして39.4㌫だった。検挙人員は3人減の53人。うち少年は2人減の5人なのである。
年間の推移をみると、刑法犯認知件数が最多だった平成14年は2万4590件。17年には1万5446件になり、22年には6261件と1万件を割り、以降は増減を繰り返しながらも令和2年には1424件と過去22年間で最も少なかった。
それが5年に1443件と僅かに増えたが、今年は減少傾向になっている。
認知件数のランキングは東京の73件、大阪の38件、埼玉の12件、愛知の11件、京都の6件などと続く。発生が全く無かったのは23県もある。
検挙率のランキングは千葉の300㌫、神奈川の200㌫、石川と兵庫の各150㌫、京都の116.7㌫など。
低かったのは発生が無いのを含めて0㌫が31県もある。
東京は20.5㌫、大阪は前年より20.9ポイントもダウンして2.6㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★非通知の着信「口座が犯罪に悪用されている」…警視庁職員名乗り偽サイトに誘導、情報抜き取る(8日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240404-OYT1T50208/
★警察 特殊詐欺捜査で全国に「連合捜査班」立ち上げ 摘発強化へ(7日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240407/k10014414761000.html
★特殊詐欺の摘発率全国トップ 「予兆電話も110番」が効果 群馬県警(3日)共同
★「世界の子供たちの支援に関わりませんか」噓の投資話で3000万円だまし取られる(2日)産経
★60代無職男性、ロマンス詐欺で1・1億円だましとられる…マッチングアプリで知り合う(2日)読売
★【速報】横浜の男性、特殊詐欺で1.3億円被害(1日)共同
★特殊詐欺対策などで増員 全国警察で計2700人(28日)日経
★18歳少年が「受け子」か 群馬県警が詐欺容疑で逮捕(26日)共同
★生成AIによる複製音声「ボイスクローニング」の詐欺に遭遇 7カ国727人、金銭被害も(26日)産経
★AI偽音声、詐欺で悪用か 7カ国727人「遭遇」(24日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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