« 2024年3月30日 (土) | トップページ | 2024年4月 1日 (月) »
首都東京体感治安(31、1日 単位レベル)
少年の粗暴犯が増加
【治安うんちく】
今年2月、神奈川県川崎市内の河川敷で、16歳の少女を集団で暴行したとして県内の6人の集団が県警に逮捕された。なんと16歳から18歳の女子高校生ら5人で、他に17歳の女子高校生が書類総見された。被害者は肝臓を損傷する全治1年の大けがだつた。こうした未成年者の暴行、傷害事件が増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年2月現在の粗暴犯の認知件数は8496件で、前年同期より104件の減少。検挙件数は7005件で同102件の減少。この結果、検挙率は0.1ポイントダウンして82.5㌫だった。
罪種別で最も減少したのは暴行で66件減の4433件。次いで恐喝が25件減の222件、そして傷害が17件減の3171件などとなっている。
昨年の年間での粗暴犯認知件数は6万件に迫るほどで、大きな要因は暴行と傷害がそれぞれ数千件も前年を上回るなど増加傾向にあったが今年は減少傾向を示している。
一方、問題は検挙人員―2月現在7253人が検挙されており前年より34人減っている。ところが、うち少年は58人増えて559人だった。
罪種別では暴行が129人減の3739人だが、傷害が119人も増えて2874人となっている。この傷害では少年が44人も増えて342人のほか、暴行も33人増の147人と少年の増加だけが目だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★特殊詐欺対策などで増員 全国警察で計2700人(28日)日経
★18歳少年が「受け子」か 群馬県警が詐欺容疑で逮捕(26日)共同
★生成AIによる複製音声「ボイスクローニング」の詐欺に遭遇 7カ国727人、金銭被害も(26日)産経
★AI偽音声、詐欺で悪用か 7カ国727人「遭遇」(24日)共同
★警視総監 “特殊詐欺根絶に向け体制強化 対策の主導を”(21日)NHK
★口座をネットで不正開設か、小学校講師を逮捕「生活困窮し2、3万円で売った」供述(21日)産経
★スマホに届いた「宇宙からこんにちは」 信じた女性、90万円だまし取られる(19日)産経
★「電話料金の未納で裁判になる」…信じて64回振り込み、1.9億の詐欺被害 大阪の60代女性(19日)産経
★【速報】JPドラゴン幹部、ルフィの特殊詐欺関与か(18日)共同
★0代女性が2億円以上だまし取られる 特殊詐欺事件 千葉 松戸(18日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント