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首都東京体感治安(30、31日 単位レベル)
性的姿態撮影処罰法の実態
【治安うんちく】
令和5年7月13日に施行された性的姿態撮影処罰法の検挙が増えている。以下は、今年に入ってからの報道の一部だ。
★盗撮容疑で弁護士書類送検 「ロングスカート狙った」―大阪府警(15日)時事
★「栄光」個別指導塾の教室長 女性を盗撮した疑いで逮捕 警視庁(11日)NHK
★盗撮疑いで茨城県職員逮捕 福島、車内に小型カメラ 10代女性の性的な姿を撮影か(26日)産経
★後を絶たぬエスカレーターでの盗撮、ミラーで防止を実証実験…鉄道施設の被害相談は埼玉で8割増(12日)
★農水省係長 スカート内を盗撮しようとした疑いで逮捕 千葉 柏(1日)NHK
★校内で女児盗撮疑い 埼玉の公立小教諭を逮捕(5日)産経
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年2月現在の性的姿態撮影処罰法の認知件数は1064件で、検挙件数は760件。この結果、検挙率は71.4㌫となっている。検挙人員は521人。
施行は昨年の7月13日なので、昨年は約6か月での検挙件数は1296件で、検挙人員は936人だから増えているのは確実だ。
罪名が盗撮だつた令和4年の検挙人員は3982人で、1日当りにすると11人になるが、今年は2月現在だが1日当たりにすると8.68人なので、盗撮時代よりは減少傾向にある。だが、今年はまだ2月の話だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★特殊詐欺対策などで増員 全国警察で計2700人(28日)日経
★18歳少年が「受け子」か 群馬県警が詐欺容疑で逮捕(26日)共同
★生成AIによる複製音声「ボイスクローニング」の詐欺に遭遇 7カ国727人、金銭被害も(26日)産経
★AI偽音声、詐欺で悪用か 7カ国727人「遭遇」(24日)共同
★警視総監 “特殊詐欺根絶に向け体制強化 対策の主導を”(21日)NHK
★口座をネットで不正開設か、小学校講師を逮捕「生活困窮し2、3万円で売った」供述(21日)産経
★スマホに届いた「宇宙からこんにちは」 信じた女性、90万円だまし取られる(19日)産経
★「電話料金の未納で裁判になる」…信じて64回振り込み、1.9億の詐欺被害 大阪の60代女性(19日)産経
★【速報】JPドラゴン幹部、ルフィの特殊詐欺関与か(18日)共同
★0代女性が2億円以上だまし取られる 特殊詐欺事件 千葉 松戸(18日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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