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首都東京体感治安(25、26日 単位レベル)
少年の検挙人員が増えている
【治安うんちく】
少年の刑法犯検挙人員が増えているのが問題だが、凶悪化していることが気がかりである。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年2月現在の少年の刑法犯検挙人員は3056人で、前年同期より480人の増加。
罪種別での最多は万引きで104人も増えて714人もいる。乗り物盗である自転車盗は33人増の352人。その他犯罪の占有離脱物横領が72人増の248人など。
さらに目立つのが凶悪化だ。数字こそ少ないが、強盗が16人増の49人、不同意性交等も11人増の38人、殺人も1人増の6人など凶悪犯全体では21人も増えて93人なのである。
それだけではない。粗暴犯―58人増の559人。中でも傷害が44人増の342人、暴行が33人増の147人などとなっている。
問題の性的姿態撮影等処罰法は85人にもなっている。特殊詐欺の出し子などに利用されている詐欺は42人増の129人。
もう、社会全体で対策を真剣に考える時期が来ているのかもしれない。
25日の産経新聞によれば、未成年者への法教育の重要性が高まっている。理由は成人年齢の引き上げに伴って18歳も裁判員に選らばれるようになったことだという。
人間の集団生活上の法も勿論だが、法の意義や機能を教えることは重要。しかし、犯罪抑止のためには、加害者としての責任に加えて、被害者の悲しみや苦しみなど心理的な面の教育こそ、犯罪抑止になることだけは重視してほしい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★生成AIによる複製音声「ボイスクローニング」の詐欺に遭遇 7カ国727人、金銭被害も(26日)産経
https://www.sankei.com/article/20240326-G37MQYDQ4NKTPDXURGP4A73PHQ/
★AI偽音声、詐欺で悪用か 7カ国727人「遭遇」(24日)共同
★警視総監 “特殊詐欺根絶に向け体制強化 対策の主導を”(21日)NHK
★口座をネットで不正開設か、小学校講師を逮捕「生活困窮し2、3万円で売った」供述(21日)産経
★スマホに届いた「宇宙からこんにちは」 信じた女性、90万円だまし取られる(19日)産経
★「電話料金の未納で裁判になる」…信じて64回振り込み、1.9億の詐欺被害 大阪の60代女性(19日)産経
★【速報】JPドラゴン幹部、ルフィの特殊詐欺関与か(18日)共同
★0代女性が2億円以上だまし取られる 特殊詐欺事件 千葉 松戸(18日)NHK
★猛威振るう「ロマンス詐欺」、被害者を覚醒剤の「運び屋」にするケースも(18日)産経(18日)産経
★LINEのグループに招待された40歳代男性、FX投資詐欺で2800万円だまし取られる(18日)読売
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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