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首都東京体感治安(24、25日 単位レベル)
認知も増えれば検挙も増える
【治安うんちく】
刑法犯の検挙件数が4万件を超え、検挙人員も2か月なのに3万人近くになるなどいずれも過去5年間で最多となっている。
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警察庁によると、令和6年2月現在の刑法犯検挙件数は4万1438件で、前年同期より2484件の増。検挙人員も2万7959人で同1440人の増加で、いずれも2月現在としては過去5年間で最多なのだ。
検挙件数が最も増えたのは窃盗犯で1399件増の2万4348件。中でも非侵入盗は919件増の1万8602件。その中で最多が万引き。666件増の1万0079件。
数字的には風俗犯の性的姿態撮影等処罰法が最も増えて760件増だが、前年は法制定前の盗撮だつた。
一方、検挙人員は最多は窃盗の中の非侵入盗で496人増の1万1445人。この中では万引きが最多で369人増の7875人。これに粗暴犯の暴行が129人増の3739人、傷害が119人増の2874人と続く。詐欺犯は152人減の1342人だった。凶悪犯では不同意性交等が193人増の405人なのだ。
検挙件数のランキングは東京の5059件、大阪の2794件、神奈川の2506件、兵庫の2409件、愛知の2348件などと続く。
検挙人員は東京の3424人、大阪の2077人、愛知の1825人、兵庫の1756人、神奈川の1755人などだった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★AI偽音声、詐欺で悪用か 7カ国727人「遭遇」(24日)共同
https://www.47news.jp/10693896.html
★警視総監 “特殊詐欺根絶に向け体制強化 対策の主導を”(21日)NHK
★口座をネットで不正開設か、小学校講師を逮捕「生活困窮し2、3万円で売った」供述(21日)産経
★スマホに届いた「宇宙からこんにちは」 信じた女性、90万円だまし取られる(19日)産経
★「電話料金の未納で裁判になる」…信じて64回振り込み、1.9億の詐欺被害 大阪の60代女性(19日)産経
★【速報】JPドラゴン幹部、ルフィの特殊詐欺関与か(18日)共同
★0代女性が2億円以上だまし取られる 特殊詐欺事件 千葉 松戸(18日)NHK
★猛威振るう「ロマンス詐欺」、被害者を覚醒剤の「運び屋」にするケースも(18日)産経(18日)産経
★LINEのグループに招待された40歳代男性、FX投資詐欺で2800万円だまし取られる(18日)読売
★AIが詐欺師に!? チャットサービス悪用の新手口 被害も(16日)NHK
★SNSで投資勧誘され、60代女性が1億5800万円詐欺被害…偽グラフで利益出てると信用(16日)読売
★比、「ルフィ」統括の幹部拘束 邦人集団JPドラゴン(13日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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