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首都東京体感治安(20、21日 単位レベル)
自転車盗が増加
【治安うんちく】
減少傾向から令和5年に増加に転じた自転車盗―今年も増加傾向が見られる。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年1月現在の自転車盗の認知件数は1万1951件で、前年同期より1566件の増加。
検挙件数は846件で、同142件の増加。検挙率は0.3ポイントアップして7.1㌫だった。だが、この数字―窃盗犯の中で発生が無く0㌫以外で最も低い。
検挙人員は107人増の436人。うち少年は39人増の183人だった。
年間推移をみると、刑法犯認知件数が過去最多だった平成14年には51万4120件。22年には30万件台に減少。26年には29万件台と年々減少し30年には18万3879件と10万件台に。そして令和3年には10万6585件と平成14年以降で最小を記録。
ところが4年には増加に転じて12万8883件、5年には16万4180件となり、増加傾向は今年も続いている。
東京の場合も1月現在の認知件数は2234件で、非侵入盗のなかでは最多なのである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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https://www.sankei.com/article/20240319-ROC2777XTNLENCGCBNXWL37TEA/
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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