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首都東京体感治安(17、18日 単位レベル)
侵入盗が増えている
【治安うんちく】
火事場泥棒—中でも、同じ窃盗でも人の不幸に付け込んだ泥棒ほど許せるものではない。かつて雲仙普賢岳噴火や三宅島噴火、福島原発事故の際の留守宅に入る泥棒がめだつたが、今回の能登半島地震でも石川県輪島市で被害が発生。名古屋市などの10代の男女3人が逮捕されている。
その他にも、東北や関東を中心に14県で130件、5280万円の泥棒を働いていた26歳の建設業の男が栃木県警に逮捕されるなど侵入盗が増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年1月現在の侵入盗の認知件数は3542件で、前年同期より212件の増加。このうち能登半島のような空き巣は903件で131件の減少。
検挙件数は2008件で同480件の増加で、検挙率は10.8ポイントもアップして56.7㌫だった。検挙人員は13人増の409人、うち少年は7人増の27人で、いずれも過去5年間で最多だった。
認知件数のランキングは愛知の263件、埼玉の259件、群馬の252件、神奈川の245件、千葉の216件、福岡の192件などと続くが東京は171件、大阪は139件だった。
一方、検挙率のランキングは青森の306.3㌫、岡山の167.7㌫、鳥取の133.3㌫、新潟の128.3㌫、広島の126.5㌫と続くが、東京がなんと前年より14.4ポイントアップの78.4㌫。大阪は28.1㌫だった。
低かったのは鹿児島の5.4㌫、福井の10.2㌫、茨城の11.5㌫、三重13.6㌫、山形の16.7㌫と続いている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★0代女性が2億円以上だまし取られる 特殊詐欺事件 千葉 松戸(18日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240318/k10014394431000.html
★猛威振るう「ロマンス詐欺」、被害者を覚醒剤の「運び屋」にするケースも(18日)産経(18日)産経
https://www.sankei.com/article/20240318-QWAHRKYP7VPMZMEJSG47Q2AOQY/
★LINEのグループに招待された40歳代男性、FX投資詐欺で2800万円だまし取られる(18日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240317-OYT1T50059/
★AIが詐欺師に!? チャットサービス悪用の新手口 被害も(16日)NHK
★SNSで投資勧誘され、60代女性が1億5800万円詐欺被害…偽グラフで利益出てると信用(16日)読売
★比、「ルフィ」統括の幹部拘束 邦人集団JPドラゴン(13日)共同
★悪質リフォーム会社社長ら2人再逮捕 「屋根が飛びそう」とうそ、破壊か―警視庁(11日)時事
★マイナカードの情報でネットバンク口座を無断開設か…70代女性が1400万円だまし取られる(10日)読売
★SNSで投資話、計5100万円振り込み…「返金に15日かかる」と言われ連絡取れなくなる(8日)読売
★警官装いキャッシュカード盗む集団のメンバー 比で拘束 日本に強制送還へ(7日)産経
★ルフィグループ幹部を再逮捕 タイ拠点に特殊詐欺疑い、警視庁(7日)共同
★元NEC社員で韓国籍の男逮捕 現金窃盗疑い、沖縄県内から特殊詐欺を指示か(7日)産経
★SNS上の投資・ロマンス詐欺被害455億円 特殊詐欺上回る(7日)日経
★「子ども難病ナビ」運用を偽装か 3千万円詐取疑い、男逮捕(6日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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