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首都東京体感治安(16、17日 単位レベル)
ひったくりが増える
【治安うんちく】
減少傾向にあったひったくりが今年に入り僅かだが増えている。防犯カメラやドライブレコーダーもあって、「割に合わない」事犯で、検挙率の高い身代金目的誘拐事件同様に消えてしまうのかと思いきや過大評価してしまったのか—そういえば検挙率が下がりつつある。
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警察庁によると、令和6年1月現在のひったくりの認知件数は55件で、前年より14件の増加。検挙件数は5件増の36件だが、検挙率はなんと10.1ポイントもダウンして65.5㌫どまりだった。
認知件数のランキングは大阪の22件、東京の8件、神奈川と静岡の各4件、兵庫の3件などと続く。大阪がなんと前年より17件も増えている。
これに対して東北地方は宮城以外で発生がまったく無かったのをはじめ四国地方4県、九州では福岡と沖縄以外の6県が無いなど中国地方を含めて計27県で0件なのである。
検挙率のランキングは神奈川の275㌫を筆頭に埼玉、石川、沖縄の3県が200㌫。宮城、京都が100㌫で東京は前年より45.8ポイントもダウンして87.5㌫、大阪も18.2㌫と低い。
このほか兵庫が33.3㌫あったがその他38道県での検挙率は0㌫なのである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★AIが詐欺師に!? チャットサービス悪用の新手口 被害も(16日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240316/k10014392991000.html
★SNSで投資勧誘され、60代女性が1億5800万円詐欺被害…偽グラフで利益出てると信用(16日)読売
★比、「ルフィ」統括の幹部拘束 邦人集団JPドラゴン(13日)共同
★悪質リフォーム会社社長ら2人再逮捕 「屋根が飛びそう」とうそ、破壊か―警視庁(11日)時事
★マイナカードの情報でネットバンク口座を無断開設か…70代女性が1400万円だまし取られる(10日)読売
★SNSで投資話、計5100万円振り込み…「返金に15日かかる」と言われ連絡取れなくなる(8日)読売
★警官装いキャッシュカード盗む集団のメンバー 比で拘束 日本に強制送還へ(7日)産経
★ルフィグループ幹部を再逮捕 タイ拠点に特殊詐欺疑い、警視庁(7日)共同
★元NEC社員で韓国籍の男逮捕 現金窃盗疑い、沖縄県内から特殊詐欺を指示か(7日)産経
★SNS上の投資・ロマンス詐欺被害455億円 特殊詐欺上回る(7日)日経
★「子ども難病ナビ」運用を偽装か 3千万円詐取疑い、男逮捕(6日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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