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首都東京体感治安(9、10日 単位レベル)
略取誘拐が増えている
【治安うんちく】
SNS利用による事由もあるのか略取誘拐人身売買が増えている。中でも19歳以下が半数近くにもなっているという。
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警察庁によると、令和6年1月現在の略取誘拐人身売買の認知件数は50件で、前年同期より14件の増加。
年間推移をみると、昭和55年には139件で、58年には76件に減ったものの、以後は増減を繰り返して平成14年には251件、16年には320件になり、令和に入ると4年には390件、そして5年には526件と過去最多となるが、今年は1月だが、さらに増加しているのだ。
検挙件数は31件で5件の増加。検挙率は10.2ポイントダウンして62㌫だった。検挙人員は22人で6人の増加。うち少年は2人増の3人。
認知件数のランキングは兵庫の6件、東京と大阪の各5件、埼玉と鳥取の各4件などと続く。発生が無かったのは北海道全域など22道県もある。
検挙率のランキングは茨城の200㌫、神奈川の150㌫、東京の120㌫のほか100㌫が三重、奈良、島根、岡山、佐賀の5県。
低かったのは発生が無かった北海道を含めて23道県もあった。ネット社会—被害者自身が誘われて付いて行くというから、あきれてしまう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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