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首都東京体感治安(5、6日 単位レベル)
金融商品詐欺が激増
【治安うんちく】
特殊詐欺の被害額が増えている。大きな要因は金融商品詐欺の増加だ。相場より高い利益などを謳い、架空の商品取引や投資情報の提供と称して現金を騙し取る手口。コロナなどの要因となる不景気に付け込んだ詐欺である。
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警察庁によると、令和6年6月1日現在の特殊詐欺の認知件数は201件減の1134件だが、被害額が8億2769万6380円増の37億4403万0700円なのである。
被害額が最も増加したてのは金融商品詐欺で、件数が86件増の96件で、被害額は13億0913万8000円も増えて15億0903万7000円なのだ。
さらに、還付金詐欺は認知件数が24件減の251件だが額は3118万円増の3億1696万3000円だった。
一方、減少したのが預貯金詐欺で48件減の138件、額は1億801万6300円減の1億2539万6700円と半減している。
架空料金詐欺も91件減の294件で、額は2億2930万4000円減の7億1439万2000円。オレオレ詐欺は51件減の212件で、額は1194万9000円減って8億9275万2000円なのである。
その他、キャッシュカード詐欺盗も88件減の108件、額は1億3846万1320円減の1億3846万1320円とやはり半減したのだ。
とにかく。形態が猫の目のように変化が激しいのには驚きだ。「猫の目詐欺」とでも言おうかね。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★20億円詐欺か、山口組系幹部逮捕 かけ子グループに電話回線提供疑い(5日)産経
https://www.sankei.com/article/20240305-UYFB5M5LPFIMFK4STK3SX554LY/
★「ジャック・リー」にだまされて… ロマンス詐欺被害者に冷たい目 娘の500万円つぎこみ「最低の母」と自責(4日)産経
★ドンキ従業員名乗る男から電話 「だまされない自信」のあった被害者が語るマインドコントロールのような特殊詐欺の巧妙手口(3日)産経
★「ロマンス詐欺」巡り非弁疑い 法律事務所捜索、大阪地検(28日)日経
★「遺産1億5千万円受け取って」…有名芸能人名乗るメール信じた60代女性、200万円詐欺被害(27日)読売
★投資詐欺事件で国際手配の元副社長 複数の国を転々と移動か(23日)NHK
★虚偽の投資話で詐欺容疑、「西山ファーム」実質経営者をインドネシアで拘束…愛知県警が逮捕へ(22日)読売
★高齢者の詐欺被害防止 AI機器設置を全額助成へ 東京 調布(21日)NHK
★なにわ男子のチケット代詐取容疑 大分の女を逮捕、埼玉県警(19日)共同
★「リンゴの絵描かれたカード買えと言われた」と常連客の女性、コンビニ従業員「絶対詐欺だよ」(19日)読売
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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