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首都東京体感治安(28、29日 単位レベル)
なんで逃げるのか
【治安うんちく】
ひき逃げ事件が後を絶たない―9割は検挙されると言うのになんで逃げるのか理解に苦しむ。以下は、今年になっての報道の一部。
★千葉 我孫子 飲酒し男性ひき逃げで美容師を逮捕 男性は死亡(22日)NHK
★親子ひき逃げ疑いで男逮捕 2人死亡、静岡・沼津(20日)共同
★埼玉 熊谷 ひき逃げ死亡事件 車を運転の94歳女性を書類送検(18日)NHK
★成人男女死傷、ひき逃げか 静岡・沼津の県道(15日)共同
★パトカーに追跡されていた男がバイクと衝突、重傷負わせる…ひき逃げ容疑で逮捕(14日)読売
★横浜でひき逃げ事件 横断歩道わたっていた49歳男性 重体(14日)NHK
★タクシー運転手、ひき逃げ容疑で逮捕「客送ること優先した」…はねられた男性死亡(13日)読売
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警察庁によると、令和4年のひき逃げの発生件数は1万1530件で、前年より73件の減。検挙件数は6769件で同268件の減少。このうち死亡事犯は102件の発生に対して検挙は101件と検挙率は非常に高い。前年より発生で10件、検挙で9件増えている。
被害者数は1万2628人で、うち死者は104人、重傷者は885人、軽傷者は1万1639人だった。
発生のランキングは埼玉の1168件、東京の1165件、千葉の1064件、大阪の1017件、愛知の885件と続く。
うち死亡事犯は大阪の9件、東京、埼玉、愛知の各7件、千葉の6件など。
ひき逃げの罰則は10年以下の懲役または100万円以下の罰金だが、捕まると48時間で検察に送られるなど起訴されなくても72時間は勾留され、しかもほとんどが報道発表され社会に知られてしまうのになんで逃げるのか理解に苦しむ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★特殊詐欺の専任捜査班新設 200人規模、地方警察と連携―警視庁(26日)時事
★“被災地への募金や寄付を” 不審電話相次ぐ 警察への相談96件(26日)NHK
★標的は「国際ロマンス詐欺」被害者 財産回収うたう悪徳弁護士事務所の実態(26日)産経
★医師などかたり詐欺未遂容疑、22歳男逮捕 「シグナル」利用し紹介受ける(25日)産経
★CO2排出権取引装い詐欺容疑 9人逮捕、16億円被害か―群馬・長野県警(24日)時事
★全国290人から5億円超詐取か 組員ら2人逮捕、大阪府警(23日)産経
★地震に乗じた詐欺、能登でも 「義援金」「改修」勧誘(20日)日経
★PCR検査の投資詐欺、出資金は「借入金」名目…契約偽装か(19日)読売
★「受け子」集団のリーダー格逮捕 特殊詐欺、1.5億円被害か―警視庁(18日)時事
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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