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首都東京体感治安(24、25日 単位レベル)
10歳代が最多とは?
【治安うんちく】
児童虐待など子ども達を取り巻く環境が悪化していることもあり、政府は初の「こども大綱」を発表した。重点項目に貧困対策のほか、虐待や自殺防止策の強化などを掲げている。当然の策だが大きな問題となっている児童ポルノ事犯や児童買春を含めた犯罪対策はどうする? 特に児童ポルノ事犯の被害者だけではなく被疑者も児童が多いのだ。世界的に恥ずかしい話である。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和4年に児童ポルノ事犯の検挙件数は3035件で、検挙人員は2053人。被害児童数は1487人にもなっている。
被害児童数を学職別で見た最多は中学生の39.8㌫。これに高校生の39.0㌫、小学生の16.3㌫と続く。
では被疑者はどうか?なんと検挙者2053人のうち10代が905人もいる。これに20代の464人、30代の308人、40代の228人、50代の121人、60歳以上の27人と続くのだ。
10代でも最多は高校生が542人、中学生も215人もいるのだ。
検挙人員の推移をみると4年は前年より46人の増加。過去10年間で3番目に多いのである。
確かに平成26年に児童ポルノ禁止法は改正され所持だけでも禁止されているが、罰則の強化ということも大事だが、抑止策は最大の課題だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★CO2排出権取引装い詐欺容疑 9人逮捕、16億円被害か―群馬・長野県警(24日)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024012401190&g=soc
★全国290人から5億円超詐取か 組員ら2人逮捕、大阪府警(23日)産経
★地震に乗じた詐欺、能登でも 「義援金」「改修」勧誘(20日)日経
★PCR検査の投資詐欺、出資金は「借入金」名目…契約偽装か(19日)読売
★「受け子」集団のリーダー格逮捕 特殊詐欺、1.5億円被害か―警視庁(18日)時事
★広域強盗「ルフィ」一味の男 特殊詐欺指示の疑いできょう再逮捕(18日)産経
★20歳無職男を再逮捕 不正入手したキャッシュカードで現金計120万円引き出すなどした疑い 群馬・前橋署(17日)共同
★災害に便乗の詐欺や悪質商法に注意 相談ホットライン設置(15日)NHK
★うその電話で60万円詐取される 群馬・沼田市の67歳女性(14日)共同
★特殊詐欺で5千万円被害 札幌の70代女性(12日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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