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首都東京体感治安(21、22日 単位レベル)
詐欺犯が増えている
【治安うんちく】
特殊詐欺もそうだが詐欺犯が増えている。同時に検挙件数も多くなっている。今年に入って、警視庁は外国為替証拠金取引業者を装って都内の50代の男性から「年8㌫の利益がでる」などと騙して4万円を振り込ませたとして39歳の男6人を逮捕した。男らは豊島区のマンションを拠点に、昨年10月以降、全国約150人から約1500万円を詐取していたという。
以下は、昨年末にあった報道の一部だ。
★PCR検査の投資詐欺、130の投資家・法人から32億円を集金か…17億円を投資した団体も(18日)読売
★新型コロナ PCR検査事業で約6000万円投資詐欺か 社長ら6人逮捕(18日)NHK
★生保 元社員 約4000万円を詐取疑いで逮捕 4億円余不正に得たか(16日)NHK
★うその電話で60万円詐取される 群馬・沼田市の67歳女性(14日)共同
★熊本の豪雨被災住宅再建で詐欺疑い 建設業者の男逮捕(12日)産経
★補助金1.6億円詐取疑い コロナ検査、歯科医師ら逮捕(4日)日経
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年11月現在の詐欺の認知件数は4万1432件で、前年同期より8611件の増加。検挙件数は1万5225件で同668件の増だったが、検挙率は7ポイントもダウンして36.7㌫止まりだった。
検挙人員は678人減の8861人で、うち少年は39人増の652人なのである。
全国的なランキングは無いが、東京の11月現在の認知件数は23区が4648件、多摩地区島部が1345件。最も多かったのは中央区の342件、新宿区の314件、世田谷区の307件、江東区の278件などとつづくが、島部で大島町が1件のほか八丈町など8町村では全く無かった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★地震に乗じた詐欺、能登でも 「義援金」「改修」勧誘(20日)日経
★PCR検査の投資詐欺、出資金は「借入金」名目…契約偽装か(19日)読売
★「受け子」集団のリーダー格逮捕 特殊詐欺、1.5億円被害か―警視庁(18日)時事
★広域強盗「ルフィ」一味の男 特殊詐欺指示の疑いできょう再逮捕(18日)産経
★20歳無職男を再逮捕 不正入手したキャッシュカードで現金計120万円引き出すなどした疑い 群馬・前橋署(17日)共同
★災害に便乗の詐欺や悪質商法に注意 相談ホットライン設置(15日)NHK
★うその電話で60万円詐取される 群馬・沼田市の67歳女性(14日)共同
★特殊詐欺で5千万円被害 札幌の70代女性(12日)産経
★国際電話番号からの特殊詐欺、昨年最多に アプリ悪用か 警察が注意呼びかけ(12日)産経
★「受け子」疑いで岡山の大学生を逮捕 福岡(10日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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