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首都東京体感治安(20、21日 単位レベル)
山岳遭難が減少
【治安うんちく】
増加傾向にあった山岳遭難が減少に転じた。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年12月29日から6年1月3日までの6日間に発生した山岳遭難は30件で、前年の同期間より10件の減少。遭難者数は32人で同22人の減。ところが死者は6人で5人増えている。しかも過去5年間で最も多かった。
この間、出動した山岳救助隊員は182人。ヘリコプターも7回出動して無事救助されたのは13人。行方不明者は2人だった。
年間の推移をみると令和4年の発生は3015件で、遭難者数は3506人、死者は301人。発生は過去10年間で最も多かった。
山岳遭難には、多くの救助隊員やヘリコプターなど航空機も利用されているが、遭難者の発見には非常に困難が伴うという。そんななかで昨年には、東北ドローンと東北大学はドローンとAIを使った「山岳遭難者探索システム」を開発して実用化。さらには夜間でも遭難者を発見できるドローンの実用化など、今や山岳遭難でのドローン活用は全国的にひろまっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★地震に乗じた詐欺、能登でも 「義援金」「改修」勧誘(20日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE125CX0S4A110C2000000/
★PCR検査の投資詐欺、出資金は「借入金」名目…契約偽装か(19日)読売
★「受け子」集団のリーダー格逮捕 特殊詐欺、1.5億円被害か―警視庁(18日)時事
★広域強盗「ルフィ」一味の男 特殊詐欺指示の疑いできょう再逮捕(18日)産経
★20歳無職男を再逮捕 不正入手したキャッシュカードで現金計120万円引き出すなどした疑い 群馬・前橋署(17日)共同
★災害に便乗の詐欺や悪質商法に注意 相談ホットライン設置(15日)NHK
★うその電話で60万円詐取される 群馬・沼田市の67歳女性(14日)共同
★特殊詐欺で5千万円被害 札幌の70代女性(12日)産経
★国際電話番号からの特殊詐欺、昨年最多に アプリ悪用か 警察が注意呼びかけ(12日)産経
★「受け子」疑いで岡山の大学生を逮捕 福岡(10日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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