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首都東京体感治安(19、20日 単位レベル)
首都東京の治安情勢
【治安うんちく】
日本の首都を守る警視庁が今年で創立150年を迎えた。年間の110番受理件数が187万件と言われており、17秒に1件はあるという。その東京の治安情勢はどうなのか。
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警視庁によると、令和5年11月現在の東京の刑法犯認知件数は8万1165件で、前年同期より9693件の増加。23区が5万9931件、多摩地区島部が2064件だった。
地域別でみると、23区での認知件数の最多は新宿区の5069件。これに江戸川区の3954件、足立区の3830件、世田谷区の3754件、大田区の3506件などと続く。
新宿区が最多の要因は非侵入盗が都内最多の3149件や暴行の339件、傷害の234件など粗暴犯が多かったことだ。
なお、都内で最も多い犯罪は自転車盗で2万4692件。この中でも最多は江戸川区で1655件。全国的に増加傾向にある万引き犯の最多は渋谷区の672件なのだ。
一方、多摩地区島部での認知件数最多は八王子市で2915件。これに町田市の2191件、立川市の1477件、武蔵野市の1114件、調布市の1009件などと続く。
八王子市が最多の要因は多摩地区島部で最多の自転車盗が889件もあるなど非侵入盗が1921件もあることだ。
2位の町田市はやはりこの非侵入盗が2位で1364件もあることなどが要因となっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★PCR検査の投資詐欺、出資金は「借入金」名目…契約偽装か(19日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240118-OYT1T50329/
★「受け子」集団のリーダー格逮捕 特殊詐欺、1.5億円被害か―警視庁(18日)時事
★広域強盗「ルフィ」一味の男 特殊詐欺指示の疑いできょう再逮捕(18日)産経
★20歳無職男を再逮捕 不正入手したキャッシュカードで現金計120万円引き出すなどした疑い 群馬・前橋署(17日)共同
★災害に便乗の詐欺や悪質商法に注意 相談ホットライン設置(15日)NHK
★うその電話で60万円詐取される 群馬・沼田市の67歳女性(14日)共同
★特殊詐欺で5千万円被害 札幌の70代女性(12日)産経
★国際電話番号からの特殊詐欺、昨年最多に アプリ悪用か 警察が注意呼びかけ(12日)産経
★「受け子」疑いで岡山の大学生を逮捕 福岡(10日)産経
★消せぬ偽警告、焦らず対応 サポート詐欺に対策サイト(10日)共同
★「あなたの電話番号や口座が犯罪に」詐欺電話で約3800万円被害(6日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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