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首都東京体感治安(16、17日 単位レベル)
ひったくりの減少が続く
【治安うんちく】
身代金目的の誘拐事件がいつの間に消えたが、このまま無くなってほしいのがひったくり―多少の増減は繰り返すものの、すさまじい勢いで減っていることは確かだ。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年11月現在のひったくりの認知件数は499件で、前年同期よの177件の減少。
記録のある昭和13年は5万0838件もあった。以降は減少傾向に入り、21年には1万9503件と2万件を割り、28年には3493件、そして令和2年には877件と1000件を割った。さらに減って3年には544件となり、戦後最も多かった平成14年の5万2919件の100分の1近くまで減っている。ところが4年に172件増えて716件となったが、11月現在だが5年には減少に転じている。
認知件数のランキングは大阪の100件、東京の81件、神奈川の63件、埼玉の57件、福岡の22件などと続くが、青森をはじめ秋田、富山、長崎など7県が発生が無かった。
「検挙に勝る防犯はない」と言われているが、なんと5年の検挙率は、前年より20.8ポイントもアップして78㌫なのである。今年に大いに期待ですね。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★災害に便乗の詐欺や悪質商法に注意 相談ホットライン設置(15日)NHK
★うその電話で60万円詐取される 群馬・沼田市の67歳女性(14日)共同
★特殊詐欺で5千万円被害 札幌の70代女性(12日)産経
★国際電話番号からの特殊詐欺、昨年最多に アプリ悪用か 警察が注意呼びかけ(12日)産経
★「受け子」疑いで岡山の大学生を逮捕 福岡(10日)産経
★消せぬ偽警告、焦らず対応 サポート詐欺に対策サイト(10日)共同
★「あなたの電話番号や口座が犯罪に」詐欺電話で約3800万円被害(6日)NHK
★詐欺サイト撲滅にボランティア 24年、全国で学生向け講習会―サイバー犯罪対策センター(30日)
★投資詐欺、7千万円超被害 山形の70代男性(29日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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