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首都東京体感治安(15、16日 単位レベル)
やっぱり……
【治安うんちく】
被災地での窃盗事件―能登半島地震の被災地である珠洲市内の避難者宅でテレビやラジオが盗まれたほか、空き家の玄関から日本酒が盗まれるなどの盗難事件があったという。先日には輪島市の住宅に侵入してミカンを盗んだとして、ボランティアの21歳の大学生が逮捕されているが、警察庁によると13日現在の被災地での空き巣や店舗荒し、置き引きなどの窃盗事件が21件になるという。実は、被災地に限らず侵入盗が増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年11月現在の侵入盗の認知件数は4万0788件で、前年同期より7481件の増加。
この中での最多は空き巣で1万0940件。これに出店荒らしの4716件、忍び込みの4280件、倉庫荒らしの3620件、事務所荒らしの2647件などと続く。
前年と比較して増加した最多は空き巣で1296件の増。これに次ぐのが出店荒らしで747件の増。そして倉庫荒らしは646件の増、忍び込みが376件の増などだ。
被災地での民家対象はやはり避難者宅への空き巣で、これに忍び込みと続く。住民が避難して不在宅を狙う空き巣に対して、不在だと思い侵入したら住民がいたというのは忍び込み。実はこの忍び込みには危険が伴う。気づかれた犯人が逆上して襲いかかることが多いので気をつけてほしい。
勿論、侵入盗としてはこの他に病院荒らしがあり、これは177件も減って324件。そして官公署荒らしも150件減の77件などとなっている。その他の侵入盗は4391件増の1万1067件だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★災害に便乗の詐欺や悪質商法に注意 相談ホットライン設置(15日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240115/k10014320691000.html
★うその電話で60万円詐取される 群馬・沼田市の67歳女性(14日)共同
★特殊詐欺で5千万円被害 札幌の70代女性(12日)産経
★国際電話番号からの特殊詐欺、昨年最多に アプリ悪用か 警察が注意呼びかけ(12日)産経
★「受け子」疑いで岡山の大学生を逮捕 福岡(10日)産経
★消せぬ偽警告、焦らず対応 サポート詐欺に対策サイト(10日)共同
★「あなたの電話番号や口座が犯罪に」詐欺電話で約3800万円被害(6日)NHK
★詐欺サイト撲滅にボランティア 24年、全国で学生向け講習会―サイバー犯罪対策センター(30日)
★投資詐欺、7千万円超被害 山形の70代男性(29日)産経
★「サポート詐欺」被害の未然防止へ 専門機関が啓発サイト開設(28日)NHK
★本物とうり二つ、増殖する偽サイト 猛威のフィッシング(27日)日経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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