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首都東京体感治安(13、14日 単位レベル)
器物損壊が増えている
【治安うんちく】
中古車販売会社が街路樹を伐採したり、除草剤を散布して枯らしてしまったなどとして摘発されたが、こうした器物損壊が増えている。
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警察庁によると、令和5年11月現在の器物損壊の認知件数は5万2719件で、前年同期より2305件の増加。検挙件数は7714件で同444件の増加。この結果、検挙率は0.2ポイントアップしたものの14.6㌫と相変わらず低い。
検挙人員は4220人で、同70人の増。うち少年は60人増の406人だった。
認知件数のランキングは東京の7060件、大阪の5290件、埼玉の4135件、愛知の4097件、兵庫の3557件、福岡の2851件と続く。前年に比べて福岡が386件も増えたほか東京も310件、神奈川が256件、埼玉も247件など関東での増加がめだった。千葉は185件減の2125件なのである。
検挙率のランキングは秋田の30.5㌫、和歌山の30.3㌫、福井の28.2㌫、熊本の27.8㌫、鳥取の27.6㌫など。
低かったのは栃木の9.6㌫、埼玉のと愛媛の各10.4㌫、愛知の10.7㌫、茨城の11.4㌫などだった。
認知件数最多の東京は11.7㌫、大阪は14.5㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★特殊詐欺で5千万円被害 札幌の70代女性(12日)産経
★国際電話番号からの特殊詐欺、昨年最多に アプリ悪用か 警察が注意呼びかけ(12日)産経
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★本物とうり二つ、増殖する偽サイト 猛威のフィッシング(27日)日経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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