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首都東京体感治安(31、1日 単位レベル)
日本の治安の現状について
【治安うんちく】
あけましておめでとうございます。今年もまた、最も身近な治安問題でうんちくを述べてみたいと思っています。
令和4年に警察庁が実施した日本の治安に関する世論調査がある。調査前の3年には8月に小田急線電車内で、刃物を持った男(36)が乗客に襲い掛かり10人が負傷した事件があったほか、10月には京王線の電車内でも24歳の男が刃物で乗客に切りつけるなどの無差別襲撃事件が相次いだ。こんな中での調査だが、結果は次のようなものだった。
…… …… …… ……
警察庁によると、「日本の治安はよいと思うか」の設問では、「そう思う」「まあそう思う」の回答は68.6㌫。前年の調査は75.9だったので7.3ポイントのダウン。「あまりそう思わない」と「そうは思わない」は24.9㌫なのである。
「10年間で日本の治安はよくなったと思うか」に対しては「よくなっている」「どちらかというとよくなっていると思う」が14.9㌫で、「どちらかというと悪くなっていると思う」と「悪くなった」が67.1㌫もあった。
「どちらかというと悪くなっていると思う」「悪くなった」を選んだその理由は次のようになっている。
電車内の事件のような無差別殺傷事件が63.5㌫、オレオレ詐欺が62.4㌫、児童虐待が55.5㌫、暴行・傷害が44.4㌫、性犯罪が38.1㌫、DVが30㌫、ストーカーが28.5㌫などだ。
「いつの世にも悪は絶えない」—令和6年はどうなるのでしょうか。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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