« 2023年12月29日 (金) | トップページ | 2023年12月31日 (日) »
首都東京体感治安(30、31日 単位レベル)
殺人が増加
【治安うんちく】
今月26日に名古屋市のカラオケ店内で、20歳の女性が刺殺された事件で、愛知県警に男(25)が逮捕されたが、なんと、その男は同店から2㌔離れたマンションでも30歳の女性を殺害していた。男は「風俗店の店員」を名乗っており、店内で刺された女性は客だったという。実は今年に入り殺人が増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年11月現在の殺人の認知件数は833件で、前年同期より38件の増加。令和元年11月の883件以降3年連続で減り続けていたが、今年に入り増加に転じた。
検挙件数は793件で同46件の増。この結果検挙率は1.2ポイントアップして95.2㌫。検挙人員は730人で15人の増。うち少年は3人減の39人だった。
認知件数のランキングは大阪の129件、東京の84件、埼玉と神奈川の各60件、愛知の54件などと続く。
検挙率のランキングは山形の200㌫、山梨と京都の各133.3㌫、広島の114.3㌫、長野の112.5㌫など。東京をはじめ神奈川、奈良、長崎など15都県が100㌫だった。
低かったのは鳥取の0㌫、秋田の50㌫、福島の66.7㌫、高知の75㌫、兵庫の76.7㌫などと続いている。なお、大阪は96.9㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★詐欺サイト撲滅にボランティア 24年、全国で学生向け講習会―サイバー犯罪対策センター(30日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023122900445&g=soc#goog_rewarded
★投資詐欺、7千万円超被害 山形の70代男性(29日)産経
★「サポート詐欺」被害の未然防止へ 専門機関が啓発サイト開設(28日)NHK
★本物とうり二つ、増殖する偽サイト 猛威のフィッシング(27日)日経
★金投資アプリに勧誘された70歳女性、1億2300万円詐欺被害…インスタ投稿見て投資に興味(26日)読売
★ネット不正送金、過去最悪 額、件数で年間被害上回る(25日)日経
★被害の9割が「アップルギフトカード」 電子マネーだまし取る特殊詐欺が過去最多 (24日)産経
★闇バイト応募者に「受け子」適性テスト、試験官役の男が200件以上…「ロボットのように動くか見極め」(23日)読売
★83歳女性が8810万円詐欺被害 千葉・柏市、指定口座に振り込む(22日)産経
★Apple電子マネー悪用急増 警察庁が注意呼び掛け(22日)時事
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント