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首都東京体感治安(29、30日 単位レベル)
粗暴犯が増加
【治安うんちく】
刑法犯の増加が問題だが、重要犯罪や重要窃盗犯だけでなく、暴行や傷害などの粗暴犯が増えている。しかも、少年の検挙者の増加が気になるところだ。
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警察庁によると、令和5年11月現在の粗暴犯の認知件数は5万3766件で、前年同期より5667件の増加。11月現在としては過去5年間で最も多い。検挙件数は4万3911件で同3951件の増加。検挙率は1.4ポイントダウンの81.7㌫。検挙人員は4万5648人で3791人の増加。うち少年は667人増えて3228人。11月現在としては過去5年間で最多。
罪種別での最多は暴行の2万7799件で前年より2350件の増加なのだ。続くのは傷害の2万0312件で同2527件の増加。さらに恐喝は1448件で281件の増加なのである。
年間の推移をみると、刑法犯戦後最多の平成14年は前年より3772件も増えて7万6573件。ところが15年になるとさらに増えて7万8759件。以降は減少傾向に転じて、20年には6万9113件と6万件台。さらに増減を繰り返して30年には6万件を割り5万9139件。そして令和3年には4万9717件までに減ったものの、4年には5万2701件と増加してしまった。そしてことしは11月現在だがさらに増えている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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https://www.sankei.com/article/20231229-2IZ5RSYY6ZL5ZCVSKMIB2H3BEU/
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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