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首都東京体感治安(28、29日 単位レベル)
外国人犯罪が増加
【治安うんちく】
関西空港での外国人による白タク行為がコロナ禍で減少していたが、再び増加に転じ、10月にはベトナム人の男女9人が大阪府警などに逮捕されている。コロナ禍の以前は中国系の組織的な違法営業が多かったが、ベトナム人の逮捕は初めてという=読売新聞
来日外国人の検挙が増加している。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年11月現在の来日外国人の刑法犯、特別法犯の検挙人員は1万0497人で、前年同期より1892人の増加。
内訳は刑法犯が5247人で、前年同期より685人の増。特別法犯は5250人で同1207人の増加だ。
このうち重要犯罪は381人で、不同意わいせつが最多の142人。重要窃盗犯は274人で、最多は侵入盗の218人。
重要犯罪と重要窃盗犯の検挙人員を国籍別でみるとベトナムが209人、中国が80人、ブラジルが47人、フィリピンが26人、韓国・朝鮮が25人などとなっている。
検挙人員のランキングは東京の2768人、愛知の1069人、埼玉の819人、大阪の811人、千葉の747人などだった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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