« 2023年12月25日 (月) | トップページ | 2023年12月27日 (水) »
首都東京体感治安(26、27日 単位レベル)
どうにも止まらない
【治安うんちく】
こんな驚きの事件がある。なんと中国四国管区警察局の警視正が、広島市内のホテルに女性を連れ込み性的暴行をしたとして逮捕された。警視正は上着の下に着ていた制服を見せて、売春の取り締まりとしてホテルに連行。「関係を持てば厳重注意だけにしてやる」と脅迫して関係を結んだというのだ。実はこの不同意性交—今年7月から強姦から罪名変更したもので、強姦としてここ数年増加傾向にある。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年11月現在の不同意性交等の認知件数は2407件で、前年同期(強姦)より890件の増。検挙件数は1851件で同577件の増。検挙人員は1685人で460人の増で、いずれも11月現在としては過去5年間で最も多かった。検挙率は7.1ポイントダウンの76.9㌫なのである。
認知件数のランキングは東京の356件、大阪の261件、神奈川の155件、愛知の152件、埼玉の140件などと続く。
東京ががなんと前年より127件、大阪も66件増加。山梨、奈良、鳥取の3県が減少しただけで44都道府県で増えているのだ。
検挙率のランキングは新潟の116.7㌫、福井、鳥取、佐賀、岡山、山口の5県が100㌫だった。
低かったのは鹿児島と山梨の各50㌫、三重の63.6㌫、栃木の64㌫、福岡の64.2㌫と続いている。
東京が74.7㌫、大阪が78.5㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★本物とうり二つ、増殖する偽サイト 猛威のフィッシング(27日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE1644P0W3A111C2000000/
★金投資アプリに勧誘された70歳女性、1億2300万円詐欺被害…インスタ投稿見て投資に興味(26日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231225-OYT1T50269/
★ネット不正送金、過去最悪 額、件数で年間被害上回る(25日)日経
★被害の9割が「アップルギフトカード」 電子マネーだまし取る特殊詐欺が過去最多 (24日)産経
★闇バイト応募者に「受け子」適性テスト、試験官役の男が200件以上…「ロボットのように動くか見極め」(23日)読売
★83歳女性が8810万円詐欺被害 千葉・柏市、指定口座に振り込む(22日)産経
★Apple電子マネー悪用急増 警察庁が注意呼び掛け(22日)時事
★札幌の50代男性 SNSで2千万円詐欺被害(20日)産経
★ロマンス詐欺被害金回収、弁護士が広告会社に法律事務させる…5億円超の着手金受領か(20日)読売
★タイ拠点特殊詐欺、2人目逮捕 岐阜県警(19日)時事
★急増する投資詐欺 1億円失った人も SNS広告が入り口に(16日)NHK
★テレビCMで関西人におなじみ「関西電気保安協会」 職員が点検作業中に特殊詐欺見破る(16日)産経
★男1人を18日移送へ タイ拠点の特殊詐欺―岐阜県警(16日)時事
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント