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首都東京体感治安(25、26日 単位レベル)
凶悪犯が増加
【治安うんちく】
体感的にも大きな不安を与える凶悪犯の増加が止まらない。その中でも〝魂の殺人〟とも言われる性犯罪・不同意性交盗の増加が激しいのだ。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年11月現在の凶悪犯の認知件数は5200件で、前年同期より1106件の増加。検挙件数は4401件で、同807件の増加だが、検挙率は3.2ポイントダウンの84.6㌫なのである。
検挙人員は4383人で774人の増加。うち少年は9人増の541人だった。
認知件数の最多は不同意性交等で2407件。前年より890件増加しており、なんと増加率は58.7㌫で、凶悪犯だけでなくほとんどの罪種で最も高かった。
さらに増加したのは強盗で18.3㌫にあたる193件増の1247件。殺人は38件増の833件となっているのに、唯一減少したのが放火で、15件減の713件だった。
検挙率で最も高かったのは殺人で1.2ポイントアップの95.2㌫。ところが不同意性交等は76.9で、なんと7.1ポイントもダウンしている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★ネット不正送金、過去最悪 額、件数で年間被害上回る(25日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE257OG0V21C23A2000000/
★被害の9割が「アップルギフトカード」 電子マネーだまし取る特殊詐欺が過去最多 (24日)産経
★闇バイト応募者に「受け子」適性テスト、試験官役の男が200件以上…「ロボットのように動くか見極め」(23日)読売
★83歳女性が8810万円詐欺被害 千葉・柏市、指定口座に振り込む(22日)産経
★Apple電子マネー悪用急増 警察庁が注意呼び掛け(22日)時事
★札幌の50代男性 SNSで2千万円詐欺被害(20日)産経
★ロマンス詐欺被害金回収、弁護士が広告会社に法律事務させる…5億円超の着手金受領か(20日)読売
★タイ拠点特殊詐欺、2人目逮捕 岐阜県警(19日)時事
★急増する投資詐欺 1億円失った人も SNS広告が入り口に(16日)NHK
★テレビCMで関西人におなじみ「関西電気保安協会」 職員が点検作業中に特殊詐欺見破る(16日)産経
★男1人を18日移送へ タイ拠点の特殊詐欺―岐阜県警(16日)時事
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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