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首都東京体感治安(23、24日 単位レベル)
SNS利用の未成年者被害が多すぎる
【治安うんちく】
事も有ろうに、公衆トイレで小便をしている男児の局部を動画撮影した香川県丸亀市の保育士の男(53)が、性的姿態撮影処罰法違反、児童買春・児童ポルノ禁止法違反で香川県警に逮捕された。時代なのかSNS利用を利用した未成年者の被害が多すぎる。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和4年のSNSに起因した未成年者の被害者数は1732人で、前年より80人の減少。10年の平成25年は1293人だったが、その後は年々増加して令和元年には2082人と最高を記録。以降は減少し続けているが多すぎる。
最も多かったのは児童買春・児童ポルノ禁止法の979人。それでも前年より14人減っている。これに青少年保護育成条例が続き583人で82人の減少。
ところが、問題は重要犯罪の増加だ。平成25年の被害者数は26人だったが、令和4年には158人になっている。しかも前年より17人の増加だ。
最も多いのは略取誘拐で80人で6人の減少。だが強制性交となるとなんと15人増の49人。これは過去10年で最多なのである。強制わいせつも9人増の26人でやはり10年間で最多なのだ。—悲しい話である。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★闇バイト応募者に「受け子」適性テスト、試験官役の男が200件以上…「ロボットのように動くか見極め」(23日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231223-OYT1T50041/
★83歳女性が8810万円詐欺被害 千葉・柏市、指定口座に振り込む(22日)産経
★Apple電子マネー悪用急増 警察庁が注意呼び掛け(22日)時事
★札幌の50代男性 SNSで2千万円詐欺被害(20日)産経
★ロマンス詐欺被害金回収、弁護士が広告会社に法律事務させる…5億円超の着手金受領か(20日)読売
★タイ拠点特殊詐欺、2人目逮捕 岐阜県警(19日)時事
★急増する投資詐欺 1億円失った人も SNS広告が入り口に(16日)NHK
★テレビCMで関西人におなじみ「関西電気保安協会」 職員が点検作業中に特殊詐欺見破る(16日)産経
★男1人を18日移送へ タイ拠点の特殊詐欺―岐阜県警(16日)時事
★海上保安学校生の男逮捕 特殊詐欺「受け子」か―大阪府警(15日)時事
★「浮気した女が妊娠して離婚した」うその電話受け400万円詐取被害 群馬・館林市の76歳男性(15日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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