« 2023年12月19日 (火) | トップページ | 2023年12月21日 (木) »
首都東京体感治安(20、21日 単位レベル)
刑法犯の増加
【治安うんちく】
刑法犯の認知件数が増え続けている。窃盗犯をはじめあらゆる罪種で増加しているのだ。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年11月現在の刑法犯認知件数は64万6119件で、前年同期より9万6444件の増加。
最も増加したのは窃盗犯で7万1350件増の44万5657件。大きな要因は乗り物盗が3万5731件も増えて16万6301件だったことだ。
次ぐのは知能犯で8611件増の4万5025件。なんと言っても詐欺が増えており、8086件増の4万1432件なのである。
粗暴犯も5667件増の5万3766件だが、なかでも傷害は2527件増の2万0312件だった。
さらに風俗犯は3014件増の1万0546件で、なんと不同意わいせつが1271件も増えて5601件なのである。
不同意わいせつと言えば、なんと言っても気になるのが不同意性交で890件増の2407件。これが影響してか凶悪犯も1106件増の5200件なのである。
さらに、その他刑法犯も器物損壊が2305件も増えて5万2719件となったことから、6696件増の8万6525件となっている。
これは11月現在—既に昨年の認知件数を4万件以上も増えているのだ。残念である。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★札幌の50代男性 SNSで2千万円詐欺被害(20日)産経
https://www.sankei.com/article/20231220-GXARVBNWFFOXPC3LU2YBNSQV5E/
★ロマンス詐欺被害金回収、弁護士が広告会社に法律事務させる…5億円超の着手金受領か(20日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231220-OYT1T50059/
★タイ拠点特殊詐欺、2人目逮捕 岐阜県警(19日)時事
★急増する投資詐欺 1億円失った人も SNS広告が入り口に(16日)NHK
★テレビCMで関西人におなじみ「関西電気保安協会」 職員が点検作業中に特殊詐欺見破る(16日)産経
★男1人を18日移送へ タイ拠点の特殊詐欺―岐阜県警(16日)時事
★海上保安学校生の男逮捕 特殊詐欺「受け子」か―大阪府警(15日)時事
★「浮気した女が妊娠して離婚した」うその電話受け400万円詐取被害 群馬・館林市の76歳男性(15日)共同
★ロマンス詐欺か、高知県内女性1000万円被害 「自分が情けない」 仮想通貨で取引誘う(15日)共同
★人気Vチューバーになりすまし金品詐取、警察に被害届 運営側が注意喚起(12日)産経
★警察官装う電話…通帳だまし取られ95万円引き出される 群馬・渋川市の女性(11日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント