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首都東京体感治安(19、20日 単位レベル)
85歳以上の交通事故死者増加
【治安うんちく】
17日午前、岐阜県関市のスーパー駐車場で衝突事故を起こした軽乗用車が、店の前を歩いていた81歳の女性をはねた後、さらに店に突っ込むという事故を起こしたのは85歳の男性だった―実はこの85歳以上が原因となる交通事故が増えている。
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警察庁によると、令和5年11月現在の交通事故発生件数は27万7534件で、前年同期より6719件の増。1日当たりにすると831件になる。死者は2378人で同48人の増加。
死者数を年齢層別にみると最も多かったのは85歳以上の346人で、前年より23人の増加。これに続くのは75~79歳と80~84歳の各265人などで、65歳以上の1284人に対して65歳未満は1094人だった。65歳未満が61人増えたのに対して65歳以上が13人の減少。
状態別では歩行中が最も多く819人。これに自動車乗車中761人と続くが自転車乗用中は307人だった。
発生のランキングは東京の2735件、大阪の2314件、愛知の2201件、神奈川の1969件、福岡の1719件などと続く。神奈川がなんと前年より126件も増えたが、東京も102件の増加だった。
死者数のランキングは大阪の18人、埼玉と千葉の各15人、東京の14人、兵庫の13人などと続いている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★タイ拠点特殊詐欺、2人目逮捕 岐阜県警(19日)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023121900848&g=soc#goog_rewarded
★急増する投資詐欺 1億円失った人も SNS広告が入り口に(16日)NHK
★テレビCMで関西人におなじみ「関西電気保安協会」 職員が点検作業中に特殊詐欺見破る(16日)産経
★男1人を18日移送へ タイ拠点の特殊詐欺―岐阜県警(16日)時事
★海上保安学校生の男逮捕 特殊詐欺「受け子」か―大阪府警(15日)時事
★「浮気した女が妊娠して離婚した」うその電話受け400万円詐取被害 群馬・館林市の76歳男性(15日)共同
★ロマンス詐欺か、高知県内女性1000万円被害 「自分が情けない」 仮想通貨で取引誘う(15日)共同
★人気Vチューバーになりすまし金品詐取、警察に被害届 運営側が注意喚起(12日)産経
★警察官装う電話…通帳だまし取られ95万円引き出される 群馬・渋川市の女性(11日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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