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首都東京体感治安(16、17日 単位レベル)
薬物の密輸入が増加
【治安うんちく】
合成麻薬MDMAとLSDを密輸しようとしたとしてフランス国籍で関西大学の留学生の女(20)を神戸税関が神戸地検に告発するという密輸事犯があるなど、密輸事犯が増えている。東京税関は輸入貨物や海外からの入国者が増える年末にかけての違法薬物の密輸が増えるおそれがあるとしてた1日から年末特別警戒として貨物検査などの態勢を強化している。
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警察庁によると、令和4年の薬物密輸入の検挙件数は294件で、前年より82件の増。検挙人員は376人で同108人の増加だった。この中になんと外国人が203人も含まれている。なお暴力団は63人なのだ。
検挙件数の最多は覚醒剤の129件で人員は175人。これにコカインやヘロインなど麻薬向精神薬の104件、127人、大麻の61件、74人などと続いている。
覚醒剤は検挙人員が前年より92人も増えて175人だったがなんと外国人が81人も含まれるている。麻薬及び向上精神薬は21件、24人のそれぞれ増だが、大麻は11件、7人の減少だった。
押収量は合成麻薬の7万4824錠をはじめ覚醒剤の289㌔、1533錠、乾燥大麻の289.6㌔などだった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★急増する投資詐欺 1億円失った人も SNS広告が入り口に(16日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231216/k10014289061000.html
★テレビCMで関西人におなじみ「関西電気保安協会」 職員が点検作業中に特殊詐欺見破る(16日)産経
★男1人を18日移送へ タイ拠点の特殊詐欺―岐阜県警(16日)時事
★海上保安学校生の男逮捕 特殊詐欺「受け子」か―大阪府警(15日)時事
★「浮気した女が妊娠して離婚した」うその電話受け400万円詐取被害 群馬・館林市の76歳男性(15日)共同
★ロマンス詐欺か、高知県内女性1000万円被害 「自分が情けない」 仮想通貨で取引誘う(15日)共同
★人気Vチューバーになりすまし金品詐取、警察に被害届 運営側が注意喚起(12日)産経
★警察官装う電話…通帳だまし取られ95万円引き出される 群馬・渋川市の女性(11日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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