😢警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(25、26日 単位レベル)
重要犯罪も増加
【治安うんちく】
治安情勢を観察する際の指標となる重要犯罪が増え続けている。となると単なる刑法犯認知件数の増加で数字治安の悪化とみえるが、これでは体感治安にも影響しかねない。
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警察庁によると、令和5年10月現在の重要犯罪の認知件数は1万0124件で、前年同期より2219件の増加。検挙件数も7881件で1176件の増だが、検挙率は7ポイントダウンの77.8㌫だった。
最も増加したのは不同意わいせつで1130件増の5048件。これに不同意性交等が746件増の2095件と続き、日本国内には助平野郎がはびこっている。
その他、強盗も186件増の1145件、殺人も46件増の757件と凶悪化が目立ち、10月現在としてはいずれも過去5年間で最多なのである。
認知件数ランキングは東京の1340件、大阪の1323件、埼玉の886件、神奈川の644件、兵庫の622件と続くが、埼玉がなんと前年より353件増えて全国1。これに大阪の222件、東京の217件と続く。
逆に減少したのは鳥取が-11件の32件、山梨が-9件の34件、山口が-7件の41件、島根が-5件の31件と4県だった。
一方、検挙率は山口の100㌫、新潟の96.9㌫、高知の95.3㌫、沖縄の93.5㌫、岐阜の91.6㌫など。
低かったのは鹿児島の64.5㌫、徳島の67.9㌫、大阪と山梨の各70.6㌫などと続くが東京は84.6㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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