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首都東京体感治安(15、16日 単位レベル)
暴力団による強盗が増える
【治安うんちく】
平成24年に改正暴対法が施行され、福岡県警が北九州市の特定危険指定暴力団工藤会のトップらを逮捕する「頂上作戦」を始めたのが平成26年。そして9年間で延べ1741人の組員を摘発して、全国最多の5つの暴力団の本拠がある同県内の勢力は半減したという。
同作戦は、全国的に実施されており勢力の衰えと同時に事件数も減っているのか検挙件数の減少傾向が続いている。
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警察庁によると、令和5年9月現在の暴力団の刑法犯の検挙件数は6461件で、前年同期より1331件の減。検挙人員は4129人で同220人の減少だった。
なんと窃盗犯が854件も減って2803件となったほか、詐欺も165件減の1128件。粗暴犯の暴行も43件減の414件、傷害も67件減の700件、恐喝も6件減の249件と全体的に減っている。
このほか器物損壊も63件も減るなど多くに罪種で減少しているが、増加したのは強盗が6件増えて70件、殺人も3件増の34件、不同意性交等も9件増の28件など、数こそ少ないが凶悪犯が増えている。
検挙人員も全体的に減っているが強盗が、なんと81人増の166人になっているのだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★サイト悪用、カード情報盗まれる ブッキング・ドットコムで―斉藤国交相(14日)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023111400373&g=eco&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
★ロマンス詐欺、1億円超被害か 滋賀、近江八幡の男性(14日)共同
★“サイト利用料未払い” 60代女性 約9400万円の詐欺被害 栃木(14日)NHK
★タイで拘束の男、今夜移送へ 詐欺容疑で逮捕状―岐阜県警(14日)時事
★カード6枚詐取、28万円引き出される 群馬・渋川市の80歳女性(11日)共同
★1か月に計38回現金振り込んだ女性、上司に相談し詐欺と気づく…「守秘義務ある」と言われ話さず(11日)読売
★容疑者数人「帰れなかった」 カンボジア拠点特殊詐欺―埼玉県警など(10日)時事
★水溶紙メモに個人情報 カンボジア拠点特殊詐欺―埼玉県警など(10日)時事
★だまされたふり作戦で口座凍結 富山県警、特殊詐欺捜査で(9日)共同
★3月以降カンボジア入国か 特殊詐欺容疑で逮捕の25人(9日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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