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首都東京体感治安(14、15日 単位レベル)
特別法犯の検挙が増加
【治安うんちく】
産経新聞の報道によると、警視庁がことし9月現在に摘発した来日外国人は2202人で、国籍別での最多はベトナム人で776人。中でも不法滞在者は344人にものぼったという。実は不法滞在などの入管法違反での来日外国人の検挙が増えたこともあり、全国的に特別法犯の検挙が増えている。
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警察庁によると、令和5年9月現在の特別法犯での検挙件数は5万0483件で、前年同期より1990件の増。検挙人員も1496人増えて4万1249人だった。
最も増加したのは入管法違反で1361件の増の4276件。これに大麻取締法が751件増の5268件、迷惑防止条例が675件増の7600件、廃棄物取締法が206件増の922件などとなっている。
一方、減少したのは覚醒剤取締法が690件減の5563件、廃棄物処理法が256件減の4028件、児童買春児童ポルノ法ず249件減の2481件などと続いている。
検挙人員で増加したのは大麻取締法が760人増えて4316人、入管法が823人増の2991人、迷惑防止条例が536人増の5794人などと続いている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★ロマンス詐欺、1億円超被害か 滋賀、近江八幡の男性(14日)共同
https://www.47news.jp/10128900.html
★“サイト利用料未払い” 60代女性 約9400万円の詐欺被害 栃木(14日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231114/k10014257541000.html
★タイで拘束の男、今夜移送へ 詐欺容疑で逮捕状―岐阜県警(14日)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023111400438&g=soc&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
★カード6枚詐取、28万円引き出される 群馬・渋川市の80歳女性(11日)共同
★1か月に計38回現金振り込んだ女性、上司に相談し詐欺と気づく…「守秘義務ある」と言われ話さず(11日)読売
★容疑者数人「帰れなかった」 カンボジア拠点特殊詐欺―埼玉県警など(10日)時事
★水溶紙メモに個人情報 カンボジア拠点特殊詐欺―埼玉県警など(10日)時事
★だまされたふり作戦で口座凍結 富山県警、特殊詐欺捜査で(9日)共同
★3月以降カンボジア入国か 特殊詐欺容疑で逮捕の25人(9日)産経
★特殊詐欺容疑、男25人逮捕へ カンボジアに捜査員派遣(7日)日経
★カード2枚と現金50万円の詐取被害 群馬・伊勢崎市の88歳女性(5日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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