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首都東京体感治安(13、14日 単位レベル)
街頭犯罪が急増中
【治安うんちく】
街頭犯罪と言えば、暴行や傷害から自転車盗や器物損壊ど重要犯罪から重要窃盗犯まで多くの罪種が含まれ、地域住民に与える恐怖感は大きい。その街頭事件の認知件数が激増しているのだ。
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警察庁によると、令和5年9月現在の主な街頭犯罪の認知件数は15万9035件で、前年同期より3万4194件も増え、9月現在としては過去5年間で最も多かった。
検挙件数は前年より1460件増えたものの1万6302件。この結果検挙率は10.3㌫しかないのである。検挙人員は5746人で前年より937人の増だった。
認知件数のランキングは大阪の2万5280件、東京の2万2820人、埼玉の1万3062件、神奈川の1万1532件、愛知の1万0586件などと続く。大阪がなんと前年より4795件、東京も4739件も増えている。
検挙率のランキングは秋田の34.8㌫、熊本の33.3㌫、愛媛の27.9㌫、新潟の27.4㌫、大分の25.5㌫など。
低かったのは東京の6.0㌫、千葉の6.3㌫、埼玉の6.4㌫、福島の7.0㌫、広島と鹿児島の各8.6㌫と続き、大阪は10.0㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★カード6枚詐取、28万円引き出される 群馬・渋川市の80歳女性(11日)共同
★1か月に計38回現金振り込んだ女性、上司に相談し詐欺と気づく…「守秘義務ある」と言われ話さず(11日)読売
★容疑者数人「帰れなかった」 カンボジア拠点特殊詐欺―埼玉県警など(10日)時事
★水溶紙メモに個人情報 カンボジア拠点特殊詐欺―埼玉県警など(10日)時事
★だまされたふり作戦で口座凍結 富山県警、特殊詐欺捜査で(9日)共同
★3月以降カンボジア入国か 特殊詐欺容疑で逮捕の25人(9日)産経
★特殊詐欺容疑、男25人逮捕へ カンボジアに捜査員派遣(7日)日経
★カード2枚と現金50万円の詐取被害 群馬・伊勢崎市の88歳女性(5日)共同
★マイナポイント詐欺相次ぐ 事務局名乗るメールに注意(2日)共同
★詐欺防ぐ、優しい言葉 大学生が被害防止冊子作成(2日)時事
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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