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首都東京体感治安(10、11日 単位レベル)
ストーカーの加害者対策も
【治安うんちく】
性犯罪が増加している一方で、ストカー行為も増加傾向にある。
約4か月間にわたり、好意を寄せた女性の働く店内で、スマートフォンで写真や動画を撮影していた男が兵庫県警に逮捕された。その男はなんと小学校の教諭(34)。今年4月26日から9月7日まで4か月間にも及んだというから呆れてしまう。
かと思うと、東京都杉並区では、中学校の教諭が昨年2月から今年2月まで20回にわたり、女性の自宅前で、女性の捨てたゴミ袋をあさっていたとして警視庁に逮捕されている。
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警察庁によると、令和4年にストーカー行為としての刑法犯や特別法犯での検挙件数は1650件で、前年より69件の増加。これは過去5年間で最多だつた。
罪種別での最多は住居侵入の354件。これに脅迫の210件、器物損壊の138件、暴行の137件などと続く。殺人も1件、殺人未遂も10件あった。
一方、ストーカー規制法違反での検挙は1028件で同91件の増加。過去5年間で最も多かった。
さらに、被害者への防犯指導は1万9211件で、加害者への指導は1万1798件にものぼった。
ストーカーと言えば恐ろしいのは、警察に相談した後の事件だ。相談したことを知った加害者に殺害される事件が多い。このため警察は、被害者の住んでいる周辺のパトロールを強化している。4年には3129回も実施た。
被害者の年齢層での最多は20歳代で34.8㌫もある。これに次ぐのが30歳代の21.3㌫。一方、加害者になるとやはり20歳台が最多で18.8㌫。これに40歳代の17.4㌫と続くが、なんと70歳以上も5.4㌫、19歳未満が4.6㌫もあった。
こうしたストーカー行為を規制するてめ警察は被害者周辺のパトロールを実施してるが、高水準で推移していることから、規制法に基づいて禁止命令を受けた加害者に対しても警察が連絡をとるなどして指導強化を今年8月から全国の都道府県警で始めている
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)きっぱり、断る
★1か月に計38回現金振り込んだ女性、上司に相談し詐欺と気づく…「守秘義務ある」と言われ話さず(11日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231107-OYT1T50223/
★容疑者数人「帰れなかった」 カンボジア拠点特殊詐欺―埼玉県警など(10日)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023110900687&g=soc&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
★水溶紙メモに個人情報 カンボジア拠点特殊詐欺―埼玉県警など(10日)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023111000989&g=soc
★だまされたふり作戦で口座凍結 富山県警、特殊詐欺捜査で(9日)共同
★3月以降カンボジア入国か 特殊詐欺容疑で逮捕の25人(9日)産経
★特殊詐欺容疑、男25人逮捕へ カンボジアに捜査員派遣(7日)日経
★カード2枚と現金50万円の詐取被害 群馬・伊勢崎市の88歳女性(5日)共同
★マイナポイント詐欺相次ぐ 事務局名乗るメールに注意(2日)共同
★詐欺防ぐ、優しい言葉 大学生が被害防止冊子作成(2日)時事
★特殊詐欺の容疑者13人写真を一斉公開 情報提供呼びかけ 警察庁(1日)NHK
★マッチングアプリで結婚詐欺容疑 逮捕の50代男 約1億円詐取か(1日)NHK
★「認知症高齢者は宝物」 ゲーム感覚の特殊詐欺グループ、卑劣な犯行の裏側(31日)産経
★特殊詐欺に「お黙り!」 長野で美川、コロッケさん(30日)産経
★特殊詐欺で5900万円被害 栃木・益子町の71歳男性(30日)産経
★「家族に会わせる顔がない」カンボジアから帰国の「かけ子」が自首 1億円詐取疑いで逮捕(28日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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